北海道キャラバン
08’7/1~10
フェリー2泊、キャンピングカー7泊の旅
下の写真、アヤメは旅行と関係ありません。
多賀城市のアヤメ園
キャンピングカーでの北海道旅行を以前から計画していました。
その実行の日です。
出発は仙台港から苫小牧港までフェリーで岩見沢~旭川~湧別~網走~知床~弟子屈~釧路~襟裳~
帯広~富良野~苫小牧~仙台と道央から道東を回ってくる予定です。
7月1日出発し7月10日に帰る予定です。初めての長期キャラバンです。
往復のフェリーの予約だけはしてありますがそれ以外は計画なし。
今回は全て道の駅、オートキャンプ場を利用し、基本的にはホテルなどは使用しない計画である。
この計画はキャンピングカーでどれぐらい滞在できるの検証も含めている。
計画は全てアバウトでその状況状況で臨機応変に対応する予定である。
1日の走行距離は200km程度を目安にしている。
催行人員、家内との2人旅です。
上げ膳据え膳が好きな家内との旅行がうまくいくか心配です。
さ~それでは出発~です。
北海道上陸です
7月2日10:40分頃到着北海道苫小牧上陸です。
フェリーは「きたかみ」です。
洞爺湖サミットのリハーサルのため黒塗りの車が数十台、下船時もチェックが厳しい。
下船後早速検問です。中を見せてくださいとのこと。
検問でなくて、キャンピングカーに興味があったみたいですが。
途中立ち寄った道の駅「ハウスヤルビ奈井江」
ここで昼食としましょう。
16:30道の駅「田園の里うりゅう」
なんとものんびりした道の駅です。
今日はお客さんが少ないので5時頃にレストランは閉店とか
そろそろ今晩の宿泊場所を決めなければ。
計画はいい加減であるが、緻密なところは緻密である。
インターネットを通じて、道の駅の概要は把握している。
道の駅「サンフラワー北竜」
北海道最初の宿泊場所です温泉がついているので一風呂浴びて今晩の宴会です。
なかなかいい温泉でした。
コンビにでつまみと食事を調達しましょう。
道の駅のライトアップも
旭山動物園
7月3日
やはり北海道に来たからには朝日動物園を見学です。
子供、就学旅行生がが大部分です。
白熊、アザラシなどよくテレビで紹介しているコーナーはどこも混雑しています。
やはり宣伝効果はすごいものですね。
旭山動物園を」後にし、湧別町を目指します。
今晩はサロマ湖周辺のみちの駅にします。
とにかく北海道は道の駅が多く施設も整備されているので全然困らない。
道の駅「かみゆべつ温泉チューリップの湯」
今晩はここが宿泊場所です。
道の駅前の駐車場は入浴客で駐車場が混雑しています。
発電機を使う予定もあるので隣接した駐車場へ移動。
今晩も道の駅の温泉で一風呂浴びて早速宴会の準備です。
周りでは駐車場でバーベキューが始まっています、名古屋、青森ナンバーなど様々です
我がジュニアは駐車場の端っこに陣取ります。
ワッカ原生花園
7月4日
サロマ湖とオホーツク海の間に幅200~700mの砂洲で約20kmにも及ぶ。
網走国定公園の区域に指定され、北海道遺産に指定されている。
エゾスカスユリ、ハマナス、ハマヒルガオなど多種の植物が群生しています。
ニッコウキスゲ
北海道ではエゾカンゾウというそうです。
エゾスカスユリ?
あまり詳しくないのでご容赦を
北海道らしい道路です。
地平線に向かって真っ直ぐです。
網走方面へ
刑務所も見たいがその前に昼食、ラーメンが食べたい。
カーナビに指示するも中々いうことを聞かない。
どうも網走にはラーメン屋が少ないようだ。
しょうがない、道路脇の駐車場に泊めてジュニアの発電機オン、電気ポットでお湯を沸かし
インスタントラーメンで我慢することに
それでは知床方面に向けて出発です。
オシンコシンの滝
オホーツク海
波が静かだが冬は厳しいでしょう
今晩は知床に宿泊しよう
その前に一風呂「夕陽台の湯」
キャンピング場に寄ってみたがあまりにも静かで気持ちが悪い、発電機使用も気が引ける。
ここは温泉で汗を流し、宿泊は道の駅にしよう
ここの温泉はいい湯でしたが、浴槽が小さいのが少し不満。
今晩の宿泊場所
道の駅「うとろ・シリエトク」
レストランで海鮮どんぶりで夕食、値段も手ごろ、新鮮な魚介類が旨い!
道の駅のトイレも綺麗で素晴らしい、これまでの道の駅中では最高じゃないか
ウオッシュレっトも完備です。
駐車場も広々としています。
知床
7月5日
言わずと知れた世界自然遺産である。
遊覧船で知床半島へ、10:30発、1人3000円コースにした。
8000円コースは知床半島の突端までの観光であるが、ちょっと節約するとしよう。
ゴジラ岩?まあ見えなくもないが、その先が遊覧船の発着場です。
知床遊覧船から
失礼、この頭私ではありません
雄大な景色である。熊の出番はなかったが手付かずの自然がすばらしい。
道の駅「うとろ・シリエトク」で昼食、私は海鮮丼1800円だったかな?
海老、うに、ホタテ等ボリューム満点です。
さてと腹いっぱいになったところで羅臼方向に行きましょう。
地図をみるとかなりの急勾配、きついカーブがあるようだ。
最もジュニアが苦手とするところである。
喘ぎながら知床峠で一休み。
羅臼岳
道の駅「知床・らうす」
小休止、花咲カニ、毛蟹、タラバなどところ狭しと置いているが、高価で手が出ない。
内地で買った方が安いのでは?まあ次回にしましょう。
町営桜ヶ丘森林公園オートキャンプ場
7月5日
弟子屈町
そういえば、偉大な横綱大鵬がここの出身である。
今晩はキャンプ場を宿泊場所にしよう。
たよりないカーナビを頼りにしたのが間違い。中々目的地に着かない。
地元の人が親切に教えてくれました。
カーナビって何のためにあるの、このバカナビが!
やっと着いたキャンプ場、管理人のおばさんが一人暇そうにしていました。
それもそのはず、お客さんは我が家だけ、電源付サイト4,200円と高い。
保安上も不安である。
躊躇していると管理人さん1,050円のコーナーがありますよと案内してくれた。
我が家の旅も5日を迎え、洗濯物も溜まってきている。
コインランドリーを設置していることもあるし、ここに宿泊することにした。
お客さんがいませんので自由に使ってください、との親切なお言葉、助かります。
管理人さんは夕方帰り、明日の朝出勤とのことである
電気はつけていきますので、とのことであるが心細い。
近くの温泉へ、とにかく古い、シャンプー、石鹸、タオルなにもなし。
番台におばあちゃんが座っている。
貴重品を預かっていただけますか?だれも盗むひといね
なんとも平和な町である。
さてと一風呂浴びたあとは宴会の準備をしなければ
本当にだれもいないでしょう
芝生が綺麗、野球でもしたくなるような気分。
洗濯物が干せるほど天気が良くないがとりあえず干してみよう。
バーベキュー用の買出し、途中で買ってきた高級タラバが(5000円)今晩つまみである。
まあ、たまにはよかろう。
海鮮串、イカ焼き、海老焼き、ああ食った食った。
旅も5日目になると、そろそろジュニアのタンクも寂しくなってきた。
158リットルの大きなタンクを搭載しているものの限度がある。
ということで、水を満タンに頂きました。
これでしばらくは大丈夫、温泉を利用すれば帰りまで間に合うと思う。
管理人さんどうもありがとうございました
摩周湖
7月6日
北海道で摩周湖見学は必須でしょう。
霧の摩周湖というくらいで、神秘性を秘めた湖ですが、今日は見事に晴れわたっています。
やはり人が近づけないのが神秘性を深めているのでしょうか。
思わず布施明の「霧の摩周湖」霧に抱かれて~静かに眠る~が思いだされます!
霧はありません晴れています。
霧の摩周湖って本当かな
こんなに晴れているのは運がいいっていわれますが、
硫黄山
硫化水素の匂いが強烈です。倒れないうちに退散することにしましょう。
7月6日
屈斜路湖
カルデラ湖ですが、本土でも同じような湖がたくさんあります。
正直感動は特にありません。ん~十和田湖?
7月6日
今日は摩周湖、屈斜路湖、阿寒湖と湖めぐりをしてきた。
今夜は釧路にいる友人宅を訪問の予定である。
我が連れ合いが阿寒湖を見たいというので、大分時間を費やしてしまった。
とにかく、我が連れ合いは数多く見ることに観光の意義を感じているので意見が合わない。
一路、友人宅に向かうが問題のナビが訳のわからぬ案内を始める。
友人と携帯電話で連絡をとりあいながら向かった。
遠矢駅というローカル線駅付近で落ち合うことに。
またまた問題ナビが異常行動、ちゃんと案内しろパナソニック!
もしかしたら、正月特価品を買ったのが問題だったかと疑いたくなる。
でもハードデスクタイプでテレビ地デジ機能付きですがね。本分を忘れたカーナビか?
それでも何とか友人と落ち合うことができました。
20年ぶりであろうか、お互い年をとったものである。
昔話に花を咲かせながら時間が過ぎるのが早い。
明日は勤務があるということなので、早めにキャンピングカーに退散、外部電源を拝借、ぐっすりお休みである。
目が覚めたら友人はもう出勤していたようだ。
友人の自宅、庭にはモモンガが住みついているそうで、自然そのものですな
コッタロ湿原
7月7日
あいにくの雨、霧もかかってあまり見通しがよくない、湿原の雄大さが拝めないのが残念。
でも湿原の雄大さは変わらない。
牧場
牧場で馬がのんびり草を食んでいます。
釧路湿原展望台
霧が立ち込めてほとんど見えない。
我がキャンピングカーが一人寂しく。
釧路からひたすら南下、帯広方向を目指す。
途中で昼食です。豚ドン旨かった
道の駅「忠類」大樹町
7月7日
今晩はここに宿泊です。
隣接してホテルがある。温泉もあり一般客も利用可能である。
計画では襟裳岬を見る予定であったが、天候が良くない、時間的にも無理なので今回のキャラバンではキャ
ンセルすることに
我が連れ合いは北海道に来た以上襟裳岬を見たいとかなり抵抗している。
明日になれば気が変わるかも、なんともいい加減である。
途中立ち寄った道の駅「コスモール大樹」
道の駅忠類のすぐ近くににある。
襟裳岬
7月8日
道の駅「忠類」に宿泊、朝目覚めると天気がいい、一度断念した襟裳岬に行くことにした。
かなりの遠回りである。一度戻らなければならない。
まあ、旅は臨機応変に計画を変更するのが我が旅スタイルであるから、これもありです。
風が強い、売店のおばさん曰く、昨日天気が悪く視界不良だったとのこと、今日はこのように晴れわたって
います。
運がいいですね
そうであろう、この視界である。ものすごく得をしたような気分である
やはり襟裳岬に来て正解である
道の駅「南ふらの」
今晩の宿泊場所としよう。
旅も後半である
明日は富良野、美瑛観光である。
今日はできるだけ富良野に近い道の駅が適当でしょう。
道の駅「忠類」から帯広を通りトマムの山越え、南富良野に入る。
途中、猛烈な霧で視界数十メートルか、冬はどうするんだろうとても運転できそうにない。
夕方、無事道の駅「南ふらの」に到着、時間も遅いので今晩はここにしよう。
まず一風呂浴びよう、かなやま湖に保養施設があるとのこと。
それでは行ってみよう。おばさんによれば5分程度とのことであるがどこまで行っても着かない。
20分ほどで到着、5分が20分か、まあ時間の感じ方は地域によって違うのであろう。
今日もコンビニで食料調達、晩酌は欠かしてはいけない。義務です、権利です。
富良野
7月9日
今日は富良野観光である
有名な富田ファームで色んな花が咲き乱れている、外人客、バス旅行客、ナンバーも色々である。
富良野の観光名所だ
手入れが行き届いて綺麗であるが作られた美しさでしょうか。
それはそれでいいものである。
ラベンダーが絨毯のようです。知っているのはこれぐらいか?
ニッコウキスゲ?
美瑛
7月9日
美瑛も観光化されており、パンフレットの紹介写真がすばらしい
セブンスターの木?スカイライン?
我が田舎にも同じような景色があるけどなあ。
我が故郷もこれぐらい宣伝すれば有名になるかも。
東北町のすばらしい自然、ナインスターの木、ブルーバードてが
なんでこのような景色が有名になるのだろう。
都会人ってこういう景色に安らぎを感じるんだろう。
無理もない、毎日ビルを眺めて生きているのだからだろうか。
苫小牧港
7月月9日
滝川から道央自動車道に乗って苫小牧まで
今日苫小牧港から仙台に向けて帰路につきます。
途中のサービスエリアで警察車両がずらり、サミットの警備とか。
フェリー「きそ」 出発19:00→仙台着7月10日9:20の予定です
奮発して特等をとりました
まあ、これまで宿泊代が掛からなかった分いいか。
お疲れの様子です。
仙台港到着
7月10日
無事仙台港に到着です。
下船時のハプニングをひとつ。
下船するためにデッキに、しかし、車を何階に泊めたか記憶にない。
エレベーターで行ったりきたり、どこにもない、もう下船は始まっているし大変だ。パニック状態にとにかく、こ
うなったら案内係に相談するしかない。
案内係が”お客さん乗船するとき上に行きましたそれとも下に行きました”?
それすら、思い出せないあ~なさけない
旅行で緊張感が薄れるのか、単なる年齢による脳の老化かわからない。
でも親切にエレベーターで一緒に探してくれた。ありました(当たり前じゃないか)
その後、ウエストバックの中に駐車階数ありました。
駐車階数と使用するエレベーター案内するペーパーが、それすら思い出せない私って問題ですよね。
教訓~冷静になろう慌てた時は
後書き
北海道旅行も無事終了した。
フェリー2泊、キャンピングカー泊7日の走行距離2000kmの旅でした。
道の駅Pキャン(6泊)、キャンピング場(1泊)。
連れ合いは盛んに1泊位は旅館に泊まりたいと言っていたが無視。
お風呂はほとんど道の駅の温泉、近くの温泉で済ませた。
とにかく北海道は道の駅が整備されていてトイレも綺麗で、なに不自由なく過ごせます。
旅スタイルは臨機応変型とも言うべき方法で、ほとんど計画を立てない自由スタイルもキャンピングカーだ
からできるのです。
今回は道央から道東の旅でしたが、来年は道央から西を廻りたいと思います。