2012.野菜調達旅
8月10〜16 5泊6日(車中泊1泊)
8月10日
最近は恒例になりましたが、青森の田舎からの野菜調達の旅です。
この季節、90歳にお袋の宅急便による野菜攻勢が始まる季節、大きな箱にキャベツが3個なんてことも。
そこでキャンピングカーで乗り付け、宅急便を使う必要がないほど積んでくることにしている。
まあ、お袋を安心させる一種の親孝行の旅でもある。
出発は金曜日、岩手山サービスエリアに1泊土曜日に高速道路を出れば半額、勿論お盆の混雑を避ける
意味もある。
夕方5時頃岩手山サービスエリア到着、お盆の帰省客で駐車場は満杯、思いは皆同じ。
8月11日(土)
いつも通りのゆったりめの起床、なにせ急ぐ理由がない。ここから田舎までは3時間ほど。
朝カレーを食べ、コーヒーを飲んでさて出発、その前にガソリン満タンにせねば、何と東日本大震災にも
匹敵する長蛇の列、しまった、ここが高速道路最後のガソリンスタンド、昨日のうちにガソリン入れてお
けばよかった。
里帰りの孫、ひ孫が集まり総勢17名、この食事の準備をする90歳お袋、さすが段取りが違います。
朝のうちから準備が始り、昼頃には大方の準備が終わっている。
誰かさんにも見習ってほしいものだ。
北海道の美瑛のような景色、緩やかな台地状の土地に名産の長芋、ニンジン、ニンニク等・・・・・
高速道路ができたおかげで物流が発達、首都圏へも野菜が送られる。ここでも全てが機械化されており
人の手に委ねられるところはわずか。
でもそのための設備投資は大変でしょう。トラクターが2〜3台あるのは普通ですから
今回、山整備の為のチェーンソーも持参してきているのだが、お盆期間に木を切るの御法度だとか、木
を切るのは諦めて、調査のために現地へ
やはり、整備した入り口は笹でこの通り
コゴミは時期が過ぎていて食べられないが元気、でも思いのほか増えないなあ。
ミズも元気で、こちらは大分増えたようだ、山全体に増殖するのを夢みているのでその期待からは少し
ギャップがありそう。ここ2〜3年が勝負ですか
サルナシも増えているようだが、葉っぱが虫に食われているよう。
やはり、爆発的弦が伸びないと実の収穫は望めそうもない。
ササの刈取りは毎年行わなければすぐに元通りの薮と化す。笹との戦いはこれからも続く。
友人の話では、3年刈り込めば笹はでてこなくなるそうだが・・・・・
とにかく元気な植物である。
せっかく整備した林内もこの通り少し荒れて参りました。
暑さの和らいだ秋口の作業で整備するとしよう。
ネギは軽く乾燥することによって腐りにくくなるのだとか。
トウモロコシもカラスとの戦いだそうで、細いネットを被せることによって近づかなくなるそうだ。
裏の畑ではまるまる太った「夕顔」、お土産に持って帰るのだが食べ方のレパートリーがあまりない。
油炒め、味噌汁の具程度か。
積み込みました、キャベツ、トウモロコシ・・・・・・重量にして数百キロ、普通の乗用車では無理です
8月16日
野菜の鮮度を保つためにも早目に帰って皆さんに味わって頂きましょう。
野菜は鮮度が一番ですから。
何より満足しているのがお袋、これが最大の親孝行ですかな。またすぐに秋野菜の季節がくるのでそれ
までは小休止。