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北辰一刀流 千葉周作の地を訪ねて
2015/10/12〜10/13 1泊2日
久しぶりのミニキャラバンである。
ここ2年位は父の病気、親戚の不幸など取り巻く環境は大きく変化、まあ年齢的なものを考えれば
仕方のないことであるのだが。
キャンピングカーの維持のためにも、多少の走行は必要と今回のミニキャラバンとなりました。
めざすは、宮城県の栗駒方面、これ以外は成り行き
祭日、紅葉の季節とあって鳴子方面の道路道路はこの通り渋滞しています。
途中から栗駒方面へと分岐しますので、渋滞は全くなし、今回は初めて取り付けたドライブレコーダー
の装着状態の試験の意味もある。

  

到着したのが、花山ダムに近くの「道の駅路田里はなやま」これでロータリと読むそうだが、その意味は
道の駅の駐車場の形式がロータリーになっているからだそうである。

  
駐車場は満杯、何があるの?
祭日ではあるが、何かエベントでも?でも特に何かあるわけでもなさそう。
ジュニアが駐車場以外の場外に取りあえず駐車。
道の駅の中はこの通り混雑しています。何か名産はと見てみたが、特には・・・
何でも山イモが名産とあるが、大して人気があるでもない。
  

焼肉、玉コンが大繁盛、材料は追いつかないほど。
近くに道の駅はなく、秋田方面からの中継基地といったところか。
  

道の駅で情報を仕入れたところによると、剣豪、千葉周作のゆかりの地であること、仙台藩の花山番所跡
があるとのことである。それではその辺を目標にするか。
看板に青少年村とあったので、駐車場で一休み、訪れる人もなく駐車場はこの通り、ジュニア一台。
そもそも何時頃つくったのであろうか、閉鎖されているようである。
それでは千葉周作ゆかりの地へ
千葉周作 「孤雲屋敷」と看板がある。
  

立派な門構え、ここが入り口拝観料200円、説明では千葉周作が生まれた家とかではなく、この家の
当主が孤雲と称し、千葉周作と親交があった人物なのだそうである。
ですから、千葉周作ゆかりの地なのですな。

  
この建物は別の場所にあったもので、この地に移築したものだそうで、十八世紀末以前と推定され
貴重なものだそうである。

  
柱、梁も立派で年代を感じる古民家といったところです。

  
中には、孤雲であろうか、当時を再現している。

  
孤雲が自分の愛刀を周作に差し出し江戸の成功を願う様子。

  

それでは、少し日も暮れてきたし、雨もポツリポツリと降ってきたことだし、番所跡と急ぎますか
国道398号を湯沢方面へ30ほど、途中1車線の未整備区間もあり、冬はどうなんだろうか。
紅葉は少し色付いているもののまだまだ、
  

「花山村寒湯御番所」
仙台藩と秋田藩の境界に設置され、秋田県湯沢市通ずるに花山越えの秋田口の関所

当時の表門は街道をさえぎって立ち、その正面に検断所、その奥に役宅があったとされる。
柱は一尺角の総ケヤキ造り、釘は用いず、すべてクサビ止め。

  



検断所跡、ここで役人の見定めが行なわれ、不審者を取り締まった。
樹齢310年とあるので、当時からここにあったものでしょう。歴史的樹木といったところか
  
役宅
役人の居宅、改築されたそうだが拝観料200円を払って中へ
  
改築されたとは言え、柱、梁は立派なケヤキ造り、当時から役人天国か。
使用人の部屋もあるところをみるといい暮らしをしていたのでしょう。
  

すぐお隣がホテル、宿泊、温泉もありで、ゆったりとできそうです。
キャンピングカーでなければそれもありなのですが・・・・

  
今晩の宿泊場所は「道の駅路田里はなやま」
日中は、車で混雑したが、果たして宿泊者はいるのだろうか、一人というのも寂しい。
やはりと言うか、宿泊はジュニア1台、まあ、その方が発電機も気兼ねなく使えることだしいいとするか。
それでは宴会の始まりです。
良く冷えたビール、そして自家製のドブロク、つまみは途中買ってきた豆腐、ホタテのボイル、あとは
柿の種などがあれば十分。
テレビを観ながらグイグイ、期待して買ってきた地元の豆腐、イマイチ、イマサンか、期待はずれ。
テレビの電波が良くない、映ったり、映らなくなったりと微妙、仕方がないのでBS放送で。
夜10時就寝
  
10月13日
朝、やはり昨夜は宿泊者はなかった。
朝7時、道の駅はひっそりとしている。
キャンピングカーでの朝カレーは久しぶり、電子レンジで温めれば食べられる。
こんな便利なものはない。
  

朝9時、昨日の混雑がウソのよう、人もまばら、焼肉屋さんも暇そう。
  

車の中で朝ドラも観たことだし、帰途につくこととしよう。
湖畔の宿ならぬ、ドライブインのような食事処、ここも閉鎖されている。

  
せっかくここまで来たのだから少し足を伸ばして近くの河川公園へ、綺麗とはいかない川の水、水との
触れ合いがテーマなのだろうが、遊具も中途半端、全くいインパクトなし。

  
それなりに金はかけたのであろうが、どこからからのお客さんをターゲットにしたのだろうか。
  
もちろん、売店は閉鎖、子供はここに遊びに来ても面白くないと思います。
これが、都市部の近くであればまだしも、何が売りなのかわからない田舎ではねえ。
  

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