北海道キャラバン
4回目の北海道
2022/7/12〜20 8泊9日
今回の旅行の目的、大して理由がないが、あえて上げるとすれば、襟裳岬から苫小牧間の太平洋側が未踏。
昨今のコロナ、3年間自粛生活、キャンピングカーの保険が無駄、そそろいいか。
大容量のバッテリー導入の検証と言ったところでしょうか。
今回、北海道は4回目であるので殆どの観光地はみている。
と言うわけでノンビリ旅行と言ったところでしょうか。
これまでの旅行で、フェリー乗船時にサイズオーバーを指摘されたことがあるので、ボックス2個は車内
にいれ、下船時にキャリー部に取り付けることにしている。
本来はこの部分にボックスを展開
フェリー運賃
仙台港フェリー乗り場、インターネットで予約済なので、事務所に車検証を持って行き乗船手続きを行う。
乗船手続きは2時間前までに。
フェリーの予約は季節、運行フェリーの種類によって値段が違う
フェリー いしかり/きそ :ほぼ同じ大きさ 値段も同じ 揺れない
きたかみ: いしかり/きそに比べ小さく揺れやすい、値段も安い
因みに1等洋室 インサイドで「 いしかり、きそ」で比べると、
区間 | 期間 | 料金 |
仙台⇔苫小牧 | A期間 4/1〜4/27 5/8〜7/20 10月以降 8/22〜9/30 10月以降 |
15,200円/人 乗用車:5m未満28,600円/台 |
苫小牧→仙台 仙台→苫小牧 |
B期間 4/28〜5/7 7/21〜8/7 10月以降 4/28〜5/7 7/21〜8/3 8/14〜8/21 10月以降 |
17,900円/人 乗用車:5m未満31,900円/台 |
苫小牧→仙台 仙台→苫小牧 |
C期間 8/8〜8/17 8/4〜8/13 |
21,000円/人 乗用車:5m未満35,300円/台 |
JAF割引で1等洋室インサイド(外が見えない) 2名、乗用車1台 44,800円
アウトサイドの予約もありますが、料金が高いが、夜外が見えないので余り意味がありません。
外の景色を見たい時にはデッキに行けばいい。
今回の旅行もA期間になった訳がわかるでしょう。最盛期のC期間とはかなりの差
があります。
仙台港フェリー乗り場
2022/7/12 19:40出港
コロナ疲れからか結構混み合っています。
駐車場4階デッキ、バック等もなく前進で駐車、降りる時に分からなくならないようにカードはお忘れなく。
コロナの影響で、自粛しているのだろう、レストランの品数も以前に比べ貧弱、値段は100円上がって2,100円/人
フェリー内での映画、イベントも中止、何とも寂しい旅である。
ビールの注ぎも自動、最後に泡を注入で終了
7/13 予定通り苫小牧港に到着
天気はどんより曇っており今後の天気が心配
まずは近くの、「道の駅うとない湖」丁度昼時なので、まずは昼食を、雨も降ってきて傘は差しながら近くの
蕎麦やさんへ、
冷やしとっぱち蕎麦、採れたてのイカ、タコの天ぷらがのっていてこれが美味
鍵紛失
食事も終わって、道の駅に駐車している車へ、ドアを開けようとして鍵を、あれ、ないカバンの何処を探しても
キャンピングカーの鍵が見当たりません。
先ほど昼食をとった蕎麦やさんに家内が急ぎ、私は蕎麦屋さんへの道のりを探すことに、道の駅に通路の向こう
に何やら落下物が、急いで行ってみるとまさしく、キャンピングカーの鍵、残念ながら丸い電灯は車に潰され
破損、でも鍵は大丈夫。
いざとなれば、車のマスターキーは財布の中に入れているので、旅行は大丈夫なのだが、旅の始まりは鍵の
紛失、それから、スペアキーも忘れてきました。
ウトナイ湖
少し落ち着いたところで、うとない湖観光へ、冬の時期はハクチョウとか渡り鳥が観られるようだが、今は
この通り何もありません。
7/13富良野泊 妻の?回目の誕生日
それでは、今日のお宿、「ナトウールバルト富良野」へ、できるだけ高速は遣わず一般道で
料理はバイキング、何故か子供連れが多い。殆ど満室状態、子供達がギャーギャー、落ち着いて食事も
できない。
後で分かったことだが、北海道の県民割だったようだ。
でも、料理は最高、食べきれません。満足、満足
勧められて食べたミニトマト、これが最高、味が濃くプリプリ
駐車場は砂利敷き、結構とはいかないが、まあいいか
7/14(木)
富田ファーム
暑い、暑い、何度?30度近くか?北海道も涼しいところではないのだ
富良野に来れば、やはり「富田ファーム」以前に一度来ているのだが、もう一度観ることに
今回は左側の急斜面コースのラベンダー畑
急には見えないが、これがかなりの急勾配ハア、ハア言いながら何とか終点まで、これも日頃のウオーキング
のお陰、ラベンダーが今が丁度いい。車が登るのは困難な勾配、30%程度か。
ただ暑い、暑い、北海道は涼しいなんて嘘
白樺の奥にはポピー畑が・・・・
これが平坦な通常のファーム、色々な花が咲き乱れています。
ここは平坦な畑、熟年用です。
「道の駅鹿追」
富良野観光終了、これから一般道で帯広方向、今晩の宿泊地「道の駅音更」を目指します。
近くでみると、これ小さな植木鉢でできています。何の植物かはわかりません。
途中観たことがあるオブジェ、そうです、以前来たことがある「道の駅鹿追」パンダの人形が目印です
7/15 「道の駅音更」泊
帯広、音更市にある道の駅であるが、ナビを頼りに行ってみたが、移転の表示、コンビニに聞いて現地に
4月に開業したばかりの新しい道の駅。最新の設備を備えた最新の道の駅でしょう
宿泊用の駐車場、電気自動車の充電設備、食事など素晴らしい設備である。
今日の宿泊場所、
道の駅に入る時にはアルコール消毒
中もこの通りきれいです。全てが素晴らしい、ここに勝る道の駅はあるまい。
トイレもこの通り、お湯も出るし、ペーパータオルも・・
今晩はここ、道の駅での宿泊、持ってきたガスコンロでバーベキュー、牛肉、タマネギ、アスパラです。
やはり、車中泊はこれがないとね。マックスファンを回しながら、煙もなく快適、快適
7/16朝、
カツサンドにコーヒー、お湯沸かしは、バッテリーから、問題なくお湯が沸きました。
まだ4日目なのだが、家内は気持ち悪いから洗濯したとのこと、コインランドリーを探して洗濯。
なにしろ、コインランドリーなるものを使ったことがないので、お客さんから教えてもらって何とか終了。
これで満足したよう
「道の駅忠類」
ここは以前にもきたことがある。確かナウマン象の化石が出たところだったかな?
ナウマン象記念館なる建物があるが、今は閉館
芝生は綺麗に刈り込まれているが、コロナのせいなのかお客さんは皆無、勿論閉館しているのだから無理
もない。
「道の駅大樹」
確か、ロケット打ち上げ場が話題になったはず
旧ライブドアのホリエモンが支援してロケット打ち上げに成功したはず、その後失敗したようだけど。
ここの駐車場で偶然にもジュニアの持ち主にバッタリ、中々このような場面はないのだが、中古で購入
したのだとか。土浦ナンバーだったかな?
しばし、ジュニアの話題で、リー社長の話になったりしたが、残念ながらジュニアオーナーズクラブの会員
ではなかった。
「襟裳岬」
波しぶきが襲う国道をひたすら走り、トンネル続き、やはり台風時に道路が冠水するからでしょうか
まあ比較的波も静かだったので走りやすかったが、
襟裳岬に到着です。前回は襟裳岬から戻ったが、今回は太平洋に沿って苫小牧までいく予定
風が強い、この季節だからいいが、冬は大変でであろう。
太平洋プレートが押し寄せてつくった地形だそうだが、仮に3,000万年の間に年間1p動くと、300q
動くことになる。地球の歴史から考えると一瞬の出来事でしょう。
襟裳の春は〜何もない春です〜♪
そうです、森進一の襟裳岬の一説、この他にも島倉千代子の襟裳岬ってあるって知っています?
この辺で襟裳岬の観光は終了
ひたすら太平洋岸を走ります。
7/16 「道の駅みついし」泊
今晩はここが宿泊場所、隣には温泉があるのでいいのだが、駐車場は狭い
キャンプ場も併設しているのだが、営業している雰囲気はない。
7/16(土)
朝カレー、皿にラップを敷き、レトルトご飯、カレーを電子レンジで温めて乗せれば出来上がり。
今回は発電機ではなく、大容量バッテリーで電子レンジを使ってみた。
まあ、大丈夫そう、これは使える。
今回は海岸線に沿っていくのだが、この辺は昆布漁が盛んなようである。
聞くところよると、船で昆布を採るのではなく、海岸に流れ着いたものを集め、海岸の砂利の上で乾燥させる
のだそうである。
したがって、波が高く、台風後が最適だそうである。
この海岸線全部が昆布の漁場
海岸線を走ると、海岸線に昆布が打ち上げられているのがあちこちで観られるが、これは漁師さんの収入源
一般観光客は採らないくださいとのこてである。
宮城県の三陸海岸での昆布漁は確か船で沖に行き、カマのようなもので引っかけるのを観たことがあるが
こちらではこんなに簡単に採れるのか。驚き・・・・・
「サラブレッドロード新冠」
にいかっぷと読みます。占冠(しむかっぷ)もあります。アイヌの言葉だと思うが
占冠は交通の難所、占冠は何?
「道の駅むかわ四季の館」
お土産の昆布をドッサリ買いました。確か1袋 400円だったかな?
地元産、おまけに安い。他で買えば2倍ほど。
道路の向こうは牧場、この辺は平坦地が多くこのような景色が多い。
7/17(日)「道の駅うとない湖」泊
帰ってきましたうとない湖、ここが今晩の宿泊場所、時間もあることだし展望台に登ってみました。
地図を見ながら、北海道の支庁の読み方、何て読むんだろう。
「後志支庁」こうし?しりべししちょう だそうです。一つ利口になりました。
何処の道の駅に行っても、キャンピングカーは必ずいます。それも本州からのお客さん。私もですけど
「海の駅ぷらっとみなと市場」
今回はヤフースマホのナビに任せることに、何しろ無料であるが、市内地は非常に使い勝手がいい。
今晩はここの道の駅が宿泊場所、時間が有り余っているので、市内をぶらり。
どうやら、港付近に海産物の市場があるよう。
新鮮な魚介類がいっぱい、探していた蟹、それも一般では見かけることがない花咲蟹が、それも根室からの
浜茹で、これは買っていくしかないでしょう。
滅多に買えないので、知り合いへ航空便で送っておきました。
どうです。この立派な蟹、中々手に入らない花咲蟹、つまみに最高、最高の贅沢です。
身も入って味も濃い、最高ですな。
C-PAP知ってます?無呼吸症候群の治療のための機械、車中泊ではポータブルバッテリーに繋いで使用。
ポータブルバッテリーで使うのは今回初めて、うまくいくかな?
バッテリーの使用条件では、バッテリーの正弦波では医療用には使用不可と書いているが。
(大丈夫でした)データも自動的に送信されていました。便利な世の中になったものです。
今日の宿泊ちは洞爺湖付近の道の駅
洞爺湖は以前観光しているので、「倶多楽湖」小さなカルデラ湖、道は狭いし、急カーブ急勾配の連続、おまけ
1車線、対向車が来ればすれ違いに苦労するであろう。かなり強い雨が加わるのであるか最悪。
湖の近くには大きな建物があるが、今は営業してふうには見えない。
ボートな愛好家だろうか、練習しているようで、そのための宿泊地として使っていそうだ。
「登別伊達時代村」
草々に退散、通常の道路に戻り近くに伊達屋敷、伊達正宗公の建物の再現、片倉小十郎 江戸時代の
生活等を再現したもの、かなりお金がかかっていそうだ。
花魁ショーもあるようだが、何しろ強い雨、どうにもなりまでせん。
忍者ショーもあるようだが、この雨、中止となっており、観るべきものはなし。
これで入場料2,900円/人は法外でしょう。入場する料金で、ショーは別料金?
草々に切り上げ、今夜の宿泊地に向かいましょう。
宿泊地は洞爺湖付近の道の駅、道の駅豊浦付近、それではナビに案内させましょう。
これが間違った選択でした。
大変な山道を走行することになるのです。
旅にはアクシデントがつきもの、バッテリー室のバッテリー電圧を管理しているモニターが故障、ボタン電池
を新しく換えてみたが、修繕できず。
取り付けて長年経過しているのでしょうがないか。まあ、中国製でもあるし
ポータブルバッテリーからテレビ、C-PAP電源
確かに近道で洞爺湖にいけそうなのだが、ものすごい山道、舗装はされているが、急カーブ、急勾配
非力なジュニアの最も苦手なところ、ギア、セカンドでも登れない、ローにシフトダウンしなければならない
区間も、これでガソリン持つかな?
心配になってきた。何とか洞爺湖湖畔の「道の駅壮瞥館」へ、やれやれ、ガソリンスタンドもあったので満タン
に、これで少し安心。
今晩の宿泊地は「道の駅豊浦」内藤大助の出身地か「道の駅あぷた」を予定していたが、駐車場が狭い
トイレ等の設備もイマイチ、結局10q以上戻って、「道の駅だて」、ここ伊達市は伊達正宗の家臣、片倉
小十郎が新天地も求め移住した土地。
7/18(月)「道の駅だて」泊
この場所が今日のお泊まり場所、
スーパー併設で広く、駐車場内にはドンキホーテがあるので、冷たいビール、、食事もオーケー
お隣の旅行者から、我がジュニアのボックス搭載で問題ないのか聞かれました。
まあ、問題はないとは言えないが、これまで一回も指摘されたことはありませんと答えておきました。
「だて歴史文化ミュージアム」
せっかくここまできたのだから、分家の文化遺産を見学することに
片倉小十郎殿本家から参りました
北海道開拓史、アイヌ文化等が陳列されているが、刀剣これ本物?レプリカかも
さて、一般道でひたすら函館を目差します。
理由は函館の旅館を予約しているため、理由はそれだけ、苫小牧から250qの距離、1泊して又、苫小牧
からフェリー使うのって時間、お金の無駄でしょう。
今、函館を目指して、ひたすら一般道路を走っています。
「道の駅YOU・遊・もり」ここも以前に来た道の駅、ここで宿泊しタラバガニを食べた記憶があります。
ここでは旅行者に対し、ゴミ袋を販売、ゴミ処理をしてくれる唯一の場所。
以前は確か60円/枚だったはず。
ここで売っていることを忘れていました。キャンピングカーの後ろのゴミ箱には食べた蟹の残骸がありますが
密封しているので臭いがしないが、これを自宅まで持っていくのはなんとしても避けたい。
道の駅ではゴミ処理してくれるのは確かここだけ、旅行業で成り立っている北海道、旅行者の便宜を図って
も良くない?
(函館〜苫小牧への高速道路上のゴミ箱に捨てました、まあ、高い高速料金を払っているのだから許せ)
裏庭には綺麗な芝生があり、癒やされる空間があります。
「道の駅なないろ・ななえ」
最近できたらしい、道の駅、混雑しています。一応、道の駅は訪問することに
「道の駅なないろ・ななえ」大沼公園の近くです。
ここからは道央道、そして函館方面へは自動車専用道路、今晩の宿泊場所は湯ノ川温泉の和風旅館
7/19 純和風旅館泊
日本人はやはり、純和風旅館がいいですな。
食事も部屋食、最近は何処でもバイキング、確かに色々なものを食べられるのだが、落ち着かない。
7/19(火)
今日は苫小牧からフェリーに乗る日、出発時間19:00、2時間前に手続きしなければならないが、ここから
苫小牧までは250q、一般道は無理、道央道で行くことに。
時間も十分あるので、花咲蟹、函館ではなかったので、もう一度苫小牧の市場へ、ありました、ありました
「海の駅ぷらっとみなと市場」
その前に昼食、この市場の中にありました。三色どんぶり、蟹、いくら、ウニいくらだったかな?
これを待っていました。念願叶いました。
家内はウニ、いくらはたべられませんので、蟹どんぶり。
ここから、道の駅うとない湖「」、家内用のお土産、とうもろこしチョコだったかな、かなりの売れ筋のようで
何処に行っても買うことができなくなったので、わざわざここまで戻ってドッサリ買い込みました。
乗船時に文句を言われないようにボックス2個をダイネットに入れ込み乗船手続きへ、全て準備オーケー
苫小牧港フェリー乗り場
7/19 17:00、仙台に向け19:00出港、到着は明日10:00 帰りのフェリーは「きそ」
因みに、太平洋沿海フェリーには「いしかり」「きそ」「きたかみ」の3船ありありますが、「いしかり」「きそ」は大きさ
はほぼ同じ、揺れ止めなどの機能を備えており、値段も少々割高、「きたかみ」は少し小ぶり、波が高い時は少し
揺れが大きいかも、値段は少し安い。
デッキから周辺の景色を映してみました
レストランはこんな感じ、これは、丸いテーブルで1人使用かな?
他のテーブルは4人掛ですが、アクリル板で仕切られており、コロナ対策は厳重、ビニール手袋使用がが定められて
おり、使用しないと注意されます。
7/20 8:00頃かな、遠くに見えるのが金華山、もうすぐ仙台港です。
7/20仙台港到着(10:00)
仙台港に近づくと自分が駐めたデッキに移動、この通りエレベーター前には長蛇の列、これではコロナ対策
は片手落ち、今回で感じたのは、一見コロナ対策しているようにみえるが、盲点はエレベーターですな。
苫小牧で買った利尻産のウニ、5,400円を早くさばきたいとのことで、3,000円でしたが、大分溶けて
いました。これで安かったのかな?バフンウニですけどね
今回が4回目の北海道旅行、それもすべてフェリー、これで北海道のキャンピングカー旅行は卒業です・
でも、旅行はこれからも続けます。
今回の1,200q余り、ゆっくり旅でした。
できれば、3週間位の旅行したいものだが・・・・・・
今回、大容量バッテリーの検証を含めた旅でしたが、新しい旅スタイルのスタートです。