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山形上山ぶらり旅
2010.11.14〜16 3泊4日
11月14日(日)
旅の目的は特にない。
「ゆこゆこ」なる旅情報を見ていた家内が行ってみたいとのことからか。
上山と言えば有名な温泉地、山形牛のコースもよさそう。

  
途中、安達太良SAで昼食、
当店1番人気の醤油ラーメン、動物系と魚系のダブルスープが売り物のようであるが、スープはまあまあか、
焼き豚がトロトロ、まあ、全体的に可も不可もなし。

  

東北自動車道で福島の鏡石PAからETCを使って一般道へ、急な坂道と急カーブを喘ぎながら上るdonkame、
時にはローにチェンジも、何とか上りきったところで一服、眼下には羽鳥湖が。
既に紅葉は終わっているようだ。
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ダムを渡り、湖沿いに走ると「道の駅羽鳥湖高原」
この辺はリゾート地なんですね。高原野菜も豊富です。

  

岩魚の塩焼きを頂きましょうか。1本400円は観光地ではこんなもんでしょう。

  

温泉もあり、車のナンバーも関東方面が多いようで、家族連れでにぎわっています。
有料の釣り場もあるようだが、釣った人はいないよう。
  
吊り橋もあり、紅葉の季節は絶景かも
少し紅葉には遅すぎか、高所恐怖症の私にはちょっと苦手な場所。
  
特に見るべきところもないし、それでは今晩の宿泊場所である「道の駅喜多の郷」
ここには、温泉が併設されておりレストランもあるのでキャンパーには人気があるそうで、「オートキャン
パー」での人気度ナンバー1だそうです。

  
夕食は自宅から持ってきた残り物の「豚汁」これを肴に晩酌としましょう。
途中でセブンイレブンから買ったおでんも一緒に。
  

奥の建物は日帰り温泉「蔵の湯」普通は一人500円であるが、5時過ぎると300円になります。
近隣からのお客も多く、かなり混雑しています。
  

11月15日(月)
残念ながらトイレはあまり綺麗とは言えない。設備もイマイチ。
  

紅葉が丁度いいかな、裏には池があり、渡り鳥が泳いでいました
  

今日は喜多方から国道121号で会津若松へ、
白虎隊で有名な会津若松鶴ケ城、城内の銀杏、もみじの紅葉が今が丁度見ごろ、
石垣が当時のままであるが、お城は瓦の修全中、中は見学できるが、歴史的価値はなし。
鉄筋コンクリート造りで再建されたが、中の立派な柱をコンコン、中は張りぼてでした。
それもかなり薄い合板のような。
少し興ざめですなあ。
せめて柱ぐらいは本物の木材を使って欲しいものである。当然、撮影できましたが、カメラを向ける気になら
なかった。
今は屋根修復中につき、このようなたたずまい。お城の前景は見れません。
  

石垣は本物ですぞ。
  

紅葉は今が見ごろ。

  
鯱鉾が特別公開されていたので、これって本物?



茶室もありましたが、あまり興味がありません。
  

せっかく喜多方まで来たのだから、当然ラーメンでしょう。
ん?これが喜多方ラーメン? はてどうしたものやら、味がちがうような。まあ、それぞれ好みがありますから。

  

途中立ち寄った「道の駅田沢」古民家風の味のある建物です。
中には豊富な地元産の野菜が。

  

今晩の宿泊は、上山温泉「材木栄屋」米沢牛のすき焼き風、これまた牛の角煮風、中々のボリューム、
でも、ビール1本800円って高くない?

  

中庭も趣があってよろしい。
錦鯉も泳いでいて、くつろげる。何せ今晩の宿泊客は4組とガラガラの状態、サービスも行き届いていて合格。
点数をつけるとすれば、85点ぐらいか。
空いているせいか、部屋も16畳と二人では広すぎる大きさ。

  
勿論、天然温泉で源泉は50°以上の温度だそうだが、加水して適温にしているそうだ。
貸し切り風呂も無料ですぞ。
  

11月16日(火)


上山城は旅館の駐車場から歩いて5分程、駐車場に車を置かせて頂いて周辺散策としましょう。
外観は立派なお城ですが、ここでも鉄筋コンクリートで再建されたものです。
中にはエレベータもあって、高齢者の方も気軽に見学できるのいいが、歴史的価値はないでしょう。
資料館にもなっており、ボランテアの方が懇切丁寧に説明してくれる。

  
最上階まで上ることができ、四方を見渡すことができる。昔のお殿様になった気分ですか
上山市街を一望でき、遠くには蔵王連峰が見えます。
紅葉越しに見るお城も趣があっていいものです。
  
中々、綺麗なお城です
  

近くには足湯もあって、温泉気分を味わうことも。
紅葉が丁度見ごろですか。
  

近くには、上山藩の武家屋敷が現存しています。
3軒にはいまだに住んでいる方が、1軒は一般公開されていますが、まあ、特に感激するものはありません。


  

上級武士ではなかったようだが、庭園もありそれなりの生活だったのでしょう。
  
  
さ〜てそれでは、宿場をたどる旅に出かけますか。
羽州街道、奥州街道から分れ、七ヶ宿〜上山〜から青森県に至る街道。
江戸時代は参勤交代の街道、周辺には宿場町が栄えた。
楢下宿、このよな宿で旅の疲れを癒したのでしょう。

  
七ヶ宿に抜ける街道、冬は閉鎖されるそうだが、舗装されており車の通行もできる。
急カーブ、急こう配の連続である。
当時のまま残しておいた方がよかったのでは?

  

街道を走る我がdonkame、街道と紅葉のコントラストいかがですか。

  
対向車も一台もなく、無事に走破、七ヶ宿に到着しました。
丁度お昼時、蕎麦屋さんへ、高松宮様も訪れた「芭蕉庵」さん。
久しぶりにカモ南蛮食べてみましょうか。
中々の味ですなあ。合格!

  

昨夜はかなりの冷え込み、近くの山はこの通り雪景色、冬はすぐそこ。
観光案内を見ると近くに「長老湖」があるそうだ。七ヶ宿から蔵王町に抜ける途中のようだ。
又、急な坂道、donkame頑張ってくれや。
紅葉は既に終わっているようだが、ひっそりとしたたたずまいはドイツ旅行した時によく似ている。

  
名前にいわれは知らないが、妙に落ち着く、心を癒し長生きできそうだ。
ここは新緑の季節にもう一度訪れたいものだ。
  
さてと、旅の終わりです。
蔵王町を通り、川崎町、釜房湖を通り我が自宅を。

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