復興応援・気仙沼・南三陸町。金華山の旅
令和3年11月28日~11月30日 2泊3日
走行距離388㎞
新型コロナの関係で旅行を自粛していましたが、全国的に治まってきたこともあり、思い切ってキャラバンを
計画してみました。
新型コロナで大きな影響を受けたホテル1泊し、ささやかながら少しでも応援になればと。
宮城県民限定の宿泊割引、クーポンを利用しながらである。
1泊目は最近オープンした三陸自動車道の近く、「道の駅大谷海岸」ここであれば復興の進捗状況をみながら
楽しめるかも。
自宅から15分程度で到着できる泉PAスマートICから東北自動車道~富谷JT~北部道路~利府JTから三陸自動車道
へと、あとは大谷海岸ICまで一直線
三陸道が延伸され便利になったものである。
12時過ぎ「大谷海岸IC]到着、ここから「道の駅大谷海岸」までは5分ほど
「道の駅大谷海岸」
まずは腹ごしらえ、やはり」三陸は新鮮な海鮮もの、海鮮丼2,200円と手頃な値段
家内はエビ天、意味Gは判らないが、両側からしっぽが出ています。
意味はわかりません
気仙沼とくれば、今年開通した気仙沼大島大橋、陸続きになった大島に行ってみることに。
やはり、亀山でしょう、全体が一望できる亀山展望台へ。
途中の駐車場に駐車、500円であるが頂上までバスが運行しているので格安。
快晴、そして無風、おまけに暖かいこのような日は滅多にないでしょう。
気仙沼を一望、金華山方向も見えるようです。
大島もここからは一望できる
バスを降り、頂上の展望台までは徒歩で10分ほど
最近開通した気仙沼大島大橋も木陰から見えます
大島島民の長年の念願でした気仙沼大島大橋、これができるまでは渡し船でしたが陸続きになりました
長さ365㍍の東北初のアーチ橋
展望台から360度見渡すことができます。
天気良し、風なし、あったかい、こんな日、一年間に何日あるだろう
あれ?展望台にバッグが・・・中には財布が
どなたかが忘れていったようです
後から来られた皆さんにも説明しして、忘れ物のようですと。
私は財布に触っていないことを宣言して、届けようした時に慌てて戻ったお母さん、良かったですね。
忘れ物にはお互い気をつけましょう
それにして素晴らしい景色
宮城県に住んで50年、これまで気がつかなかったとは・・・
これが大島の突端、水平線もくっきり
、
こんな頂上に神社がありました、大島神社
道の駅大谷海岸、最近開通。当然であるが、津波の想定以上の高さに道の駅はある。
今晩の宿泊場所、道の駅大谷海岸です。ここもやはり地デジは映りません。
このような時のためにBS放送受信の準備しています。
BSのアンテナ設置は簡単、アンテナとテレビを接続、テレビのアンテナ設定からテレビから電源を供給にセット
アンテナとテレビの間にレベルゲージを入れ、アンテナを動かしていく。
ゲージが大きく振れれば電波が強いことを表す。
向けるアンテナはiPadに「BSコンパス」なるアプリを入れておく
下の写真のようにアンテナ方向を赤い範囲に合わせ、アンテナを微調整し、電波の強い所を探す。
これで簡単に設置できますが、三脚に取り付けち地面に置いてみましたが、電波の強度が上がりません。
周辺の家屋か何かが電波を妨害しているようです。
手作りのどこでもアンテナをキャリアに乗せたら電波を拾いましたが、固定する紐がありません。
そこでやむなくタオルで紐代わりにしてみました。
まあこの通りばっちり映ります。
これで晩酌が進みます
車が続々と集まってきます。
警察のパトカーも、復興のお祭り、そして花火大会が始まるようです。
ここの道の駅、とにかく綺麗なトイレです。数ある道の駅でも三本の指に入るであろう。
お湯が出ます。暖房もこの通り
復興資金も入っているだろうが、とにかく立派です。
今日は南三陸町の方面に行ってみたいと思います
被害を受けたお店が集結している、仮説商店街「さんさん商店街」
平日とあって閑散としていますが、休日は賑わっているのでしょう
復興を祈念して贈られた「モアイ像」復興を見守っているようです
周辺一体は震災復興祈念公園となっています
河川も綺麗に整備されています
甚大な被害を受けた防災庁舎が当時のまま保存せれています
公園の中心部に登ってみました
記念碑もあります
防災庁舎、数多くの人命が失われました
当時のまま保存されていますが、階段は折れ曲がり、津波の力、自然の脅威を物語っています
河川の護岸工事も終わっています
この河川を渡って復興公園にいたる歩行者用の橋、上下2段になっていますが、これって何か意味があるの
柱も木造で、維持管理も必要になってくると思いますが?
何か復興資金の無駄遣いでは・・・・
感想としてはかなり復興は進んでいるようですが、ハード面が優先され、ソフト面が感じられないのは私だけ?
いろいろ問題点があるようですが、今夜の宿泊場所、鮎川方面に向けて出発します
ホテルは牡鹿半島、金華山が目の前、泳いでいけそうな近さです
宮城県民限定割引、1拍2食付きで9,000の格安、これで少しでも支援になれば
アワビの刺身もついてこの値段ですから
何だかわからないが、桜のような花が満開でしたが、なんだろう?
今日の目的は金華山、とりあえず鮎川漁港へ、どうやら定期観光船は運航していないようで、水上タクシーに
頼るのみその都度運航しているとのこと、ただし5名以上のお客さんが集まった場合に3,000円/人だそうだが、
集まらなければ運航はなし、15,000円で貸し切りを選択するしかない。
鮎川と言えば、捕鯨で有名な場所
日本で最大級の捕鯨船「第16利丸」、大津波の中生き残ったそうで、展示している
砲台、これで南氷洋に出向き、捕鯨をしていたようです
外観は展示していますが、部屋の展示は立ち入り禁止、本当はそれを観たかった。
時間になったので、水上タクシー運航会社まで行くと、幸いにして関西方面お客さんを含め十人余りが集まった
ようである。これであれば、3,000円/人、で往復
それでは出発です、金華山へ
金華山に到着
今から1,270年前、聖武天皇の時代、奈良の大仏建立の際に金を献上した歴史があるのだそうです。
我が国最初の産金として有名です。
金を司る金山毘古神(かなやまひこのかみ)・金山毘賣(かなやまひめのかみ)祀ったのが金華山黄金山神社
祈禱殿 樹齢800年の欅
日
階段を登って行くと本殿があります
銭洗い場なる場所があり、ここで洗えば金銭に苦労しないとのこと、2千円を洗ってきました
弁財天 6角の建物
紅葉もきれですが、岩山が印象的、何故かこんな所にポストがありました。
回収はどのようにしているのだろうか、委託かな?
綺麗に食べられた芝生、そうです鹿が根こそぎ食べています。
復興資金を使うためであろうか、復興国立公園となっています。
休憩所も復興資金で建造されたようですが、日曜日以外は使用されていないとか、それもトイレだけ、水は出ない
とのこと、、外には浄化槽のような設備がありますがなんでだろう。
外観の内部もそれなりにお金をかけたようですが、無駄遣いといわれともしょうがあるまい。
どうです、この景色素晴らしとしかいいようがありません
水上タクシーの船長さんに餌付けされているのが、1頭の鹿と2羽のカラス、カーコと呼ぶと寄ってきます
近くに寄ってきて餌を頂きます
1時間余りで鮎川漁港に戻ります。
寿司屋に入って注文したのがこれ、クジラ祭りが今日までだそうで、クジラが入っていれば、500円/人のクーポン
が頂けるとのことで、500円割引と言うことです。
インフォメーショーンセンターの案内によると、近くに御御番所公園があり、周辺を一望できるとか
早速、行ってみました。
とにかく綺麗です
周辺の金華山から半島全体が一望できます
水平線もきれいに丸みを帯び、地球の丸さが実感できます
ツバキも満開、半島と金華山の位置関係もくっきり
天候に恵まれたのと、暖かく風がなかったために絶好の観光になりました。
東日本大震災後から、復興資金も投入され見違えるほどの復興がされていましたが、意味のない復興資金
の使われ方も散見され、これで国民の理解が得られるのだろうかと思われるものも。
新コロナによる観光客の減少は地元の経済へ大きなダメージとなっているように感じられます。
これらの地域が1日も早く活気のある地域に戻ることを願わずにはいられません。
総走行距離388㎞のキャラバンとなりました