京都・奈良 紅葉と歴史の旅
11月26日〜12月4日 9泊10日の旅
京都の紅葉は見ごろだと言うニュースが聞こえてきている。
京都観光はこれまで2回ほど行っているが、紅葉は初めてである。
それと言うのも紅葉の時期はほとんど宿泊施設が満杯で予約を取れないからである。
キャンピングカーを購入したのは、このようなケースでも簡単に行ける事が最大のメリットである。
次男の結婚式を11月8日に終わらせ心置きなく観光してこよう。
決行日を11月26日とした(特に理由がない)、計画を綿密に立てないで臨機応変にやるのがdonkame
流旅スタイルである。
往路は仙台港からフェリーを使用することにした。大体、旅行期間は9日程度、帰りはフェリーにするか
車にするか考えていない。
帰りの気力、体力に相談して決めることとした。
おおよその計画
11/26 仙台港(12:50)〜名古屋港(11/27 10:30着)〜京都へ時間があれば観光、道の駅宿泊
11/28〜11/30 京都観光 奈良移動
12/1〜12/2 法隆寺、高松塚古墳などの遺跡
12/4 仙台へ帰郷
問題は宿泊場所である。
インターネットで道の駅を検索したら京都近辺は少ない、琵琶湖周辺がポイントか。
奈良は比較的道の駅が多いようである。
コンビニでPキャンできるであろうか。
最悪の場合、それも考えておく必要があろう。
それと水の問題である。
ジュニアには158リットルのタンクがあるが、シャワーを使用すると水の消費量が多い。
途中での給水が必要になるであろう。
これはガソリンスタンドにお願いして給水してもらうよりほかないであろう。
関西地方の人柄にたよるほかないであろう。
飲料水は20リットルのポリタンクがあれば間に合うであろう。
とにかく温泉などを利用して節水に努めなければならない。
このようななおおよその計画を立てて決行することに(ぜんぜん計画になっていない)
まあなんとかなるであろう。
旅行はこのような結果になりました。(計画ではありません結果です)
「出航前日」
11月25日(火)
京都は車が混雑することと、駐車場が問題になることを想定し小回りのきく自転車を持参することに
した。
自転車2台をキャリーにしっかと固定
食料品の準備です。
サトウのご飯10食分(電子レンジで温めれば簡単に食べられる)
その他、缶詰、インスタントラーメン、焼きそばなど積み込んでと
あとはコンビニもあるし飢え死にすることもあるまい。
いよいよ明日京都に向けて出発です。
相変わらずスケジュールはいいかげんです。
というよりほとんど計画を立てていません。
忘れていけないのは、ビール、焼酎、ワインとまあアルコール類ですね。
計画がいい加減な分、今回はカーナビにがんばってもらわなければならない。
ハードデスクタイプのカーナビであるが、これが主人に劣らずいい加減である。
これまで何回だまされたことやら。
これまで使っていない機能であるボイスナビに活躍してもらうことに。
京都のお寺を登録し、声で呼び出し行き先を設定する。
音声ボタンを押すと、かわいいお姉さんが出てきて用件は何ですか?
お寺の名前を告げるとナビ上に位置が出てきてナビゲーションしてくれる。
この機能を使えば格段に省力化できるはずである。
目ぼしいお寺登録し終わった。
試してみることに
音声ボタンを押したら、オネイチャンが出てきて用件は何ですか?ときたから
東大寺と言ったら、高台寺を案内しますときた。
やはり”バカナビ”は直っていなかったか。
もしかしたら方言のイントネーションが微妙に違うのかもしれない。
学習機能があるそうだから利巧なナビに教育し直さなければならない。
まあとりあえずがんばってくれ!
明日からは携帯で投稿する予定です。
「仙台港から」
11月26(水)
仙台港から出航です(12:50)フェリーは「いしかり」
苦手なバックも誘導によって無事定位置へ
前回、北海道旅行の時、自分の車がどこに駐車したか忘れてパニックになったことを思い出して。
しっかり位置を確認(これぐらいは私でも学習能力はあります)
「フェリー内で」
フェリーは沿岸から20km〜30キロメートル付近を航行するようである。
速度が20ノット 40km/h弱
名古屋港まで780km 約22時間の航行です。
退屈しないように、映画館、ピアノ演奏などのアトラクションも用意されている。(当然無料)
バイキング、2000円で食べ放題はいい。ステーキ5回もお替り、十分元とったかな。
ビールも進むわ進むわ
秋田県角館から来たツアー客が、大部分が70代か?
とにかくおばさんたちが元気です。
ナイトショーでピアノ演奏、ガハハハハ〜まあすごい笑い声、演奏中は静かにして欲しい
ものである。
夕日が綺麗だ、比較的陸に近いところを航行しているため陸地が近くみえる。
あっという間に夕日が沈んでいく。
フェリー内部、ベットが上下4人分、和洋室4〜6人の部屋に2人でゆったりしています。
そうですこれがdokame船長です
それらしく見えませんか
「名古屋港へ」
11月27日 10:30分名古屋港到着
無事名古屋港に到着です。
これから高速道路で京都へ
フェリーから高速道路が見えており簡単に高速に乗れると思ったが、ナビはなぜか都市内高速から名神高
速の案内である。
都市内高速から名神高速に乗るところを通りすぎてしまいました。
さすが都市内高速である。通常は左折分岐であるが都市内高速は右折分岐のため神経を使う。
(一応技術者のため多少詳しい)
再度都市内高速に乗って無事名神高速へ。
ナビにはこれまでもだまされてきているのであまり信用しないようにしている。
途中立ち寄ったサービスエリア
「京都到着・寂光院」
京都インターを降りたのが14:00頃であったのでまだ時間も十分あるので大原の寂光寺へ。
駐車場があり500円の看板が、まあ観光地はこれぐらいが相場であろう。
10台ぐらい駐車できそうな駐車場へ、おじさんだ出てきて料金徴収。
まあ、あまり車もいないし駐車するのも簡単である。
観光客がぞろぞろ歩いているのでその方向へ、いくら行っても中々目的地につかない。
どうも行きの列から帰りの列に紛れ込んでしまったようである。
群集心理は怖い
10分ぐらいの時間ロスである。
京都到着後最初の紅葉ですがさすが綺麗だ(寂光寺に行く途中)
「寂光院」
聖徳太子が594年、用命天皇の菩提を弔うためにに建立した寺。
やはり寂光寺の紅葉は素晴らしかった。
寺院は平成12年に放火によって消失し再建されたものらしい。
このような貴重な文化遺産がうしなわれるのは寂しい。
平家の没落、平清盛の息女建礼門院徳子と高倉天皇の子、安徳天皇を弔い建立された寺である。
源義経に滅ぼされ逃げ場を失い入水自殺、母親だけが助け出されたとのことである。
NHK連続ドラマ「義経」見ました?
そうです、壇ノ浦の戦いで海上に逃げた平家、幼い安徳天皇を抱え入水した時の母親を、母親だけが助け
られ生涯わが子のため寺を建て冥福を祈ったそうです。
今回の旅は歴史をまわる旅でもあるので多少の歴史の勉強をしてきている。
何とか?天皇陵入り口 寂光院内の庵
寂光院の紅葉今が見ごろ カメラを通すとイマイチ
まあとにかく綺麗だ京都に来て初めての紅葉です
紅葉しきっていないのもいいもんです
寂光院の庭
帰り際、おばあちゃんが柴漬けを売っていた。
自分で漬けたものであることを強調していた。
1個350円、残り3個しかないないので3個1000円にまけてあげる。
それじゃ、3個ください。
おおきに!なぜかご機嫌で帰り際に,美男、美女とほめられ気分よく帰った。
さて、駐車場から近くのお土産屋さんへ
え? 先ほど買ったのと同じ柴漬けが 1個300円で売っていた。どおりで、お世辞もこのためか。
まあ、80歳になろうとしているであろう おばあちゃん元気で長生きして頂戴。
「道の駅琵琶湖大橋米プラザ」
11月27日
キャンピングカーでの宿泊第1日目は琵琶湖の湖畔に位置する「琵琶湖大橋米プラザ」です。
発電機を使用するにはまず周りに迷惑がかからないように駐車場の端っこに陣取るのがセオリーです。
且つ、発電機が右側にあるので右側に車がいないことである。
すぐ脇を有料道路の琵琶湖大橋が見える。
近くのコンビニで今夜のツマミを調達、今日は温泉を探す気力がないのでキャンピングカーのシャワーにし
よう。
まずはお決まりのビールから、焼酎のお湯割りへ今日も酒がうまい!うまいということは体調がいいという
ことである。
酒を飲みながら、テレビををみているうちにいつの間にか11時。
明日に備え、寝るとしよう。
11月28日
昨夜はかなり強い雨であったようだ。
ぐっすり寝た。
朝起きてみると周りが濡れている。
かなり雨が強かった。
道の駅「琵琶湖大橋米プラザ」の前景です。
我がジュニア以外にもキャンピングカーが1台、横浜ナンバー
まずはヒーターの稼動、それから発電機をオン、電気ポットでお湯を沸かし味噌汁、お茶の用意である。
おにぎりは昨日コンビニで買ったものを電子レンジでチンすればOK
我が家の味噌汁はインスタントであるが「具だくさん」で非常にうまい(我が家で作るものよりうまいかも知
れない)
食事も終わって、さ〜て我が家の奥方の化粧タイムである。
髪のセット、ドライヤーをオン、発電機が急に唸り声を上げる。
致し方あるまい、1.5キロワットの電力を使っているから当然といえば当然である。
毎日この調子であるので出発はいつも10時近くになる。
旅とはこうでありたい。
ジュニアの後姿 絵になります 道の駅の前景
「京都国立博物館」
11月28日10:30頃
京都国立博物館は三十三間堂の向かいにある。
国立博物館は平日とあって駐車場は空いている。
駐車場に入るや若い体格のいい若者が誘導、端っこのマスどうぞといわれて駐車したのがこのとおりです。
これでいいということなのでゆったりと使わせてもらいますた。
仙台から来たことを告げると自分の父親もキャンピングカーを乗っていることなど話して和気あいあいと。
国立博物館を見学、「篤姫」ゆかりの着物やら、国宝級の刀剣やら。
源頼朝の肖像画、やはり美男子である。
国立とあって展示品も一流である。
昼食を終え、もう一度中へ残りを見学し、時間も13:30頃になったので退館。
車に戻ってみると最初の誘導員から、小柄な若い誘導員に代わっていた。
私の計画では車を駐車場に駐車したまま自転車で観光する予定である。
でも一言言っておいたほうがいいだろうか?
でも公務員であればそれほど融通がきかないであろう。
盛んに我が連れ合いは気にしている。
意を決して、仙台という遠いところから京都観光にきたんです。
とりあえず哀れみ作戦を決行、車しばらく駐車させてくれないだろうか。
自転車で廻りたい旨を言ったら”いいとは言えないが、中には駐車場に車をおいて観光している方が
います”そうです、それが管理する立場の精一杯の言葉であろう。
ありがとうございます。恩にきます。
ただし、18:00に閉まりますのでそれまでには帰ってきてください。
もう当然です。中々話わかる若者である。
そうと決まれば急げ、自転車2台車から降ろし、さあ出発です。
行き先は東本願寺へ
国立博物館 博物館駐車場
「東本願寺」
浄土真宗の宗祖・親鸞聖人ゆかりの寺
親鸞聖人が亡くなられてから七百五十年にあたるそうです。
特別記念事業として明治の再建以来百余年の修復事業に取り組んでいます。
予算総額(9年間)301億だそうです。
駐車場から自転車で30分ほど
拝観料はない
紅葉もきれいだ。
家内安全、健康をお祈りしてきた。
突然、声をかけるおじさん。なにやらビニールの袋に入れている。
貯金箱がどうのこうの? 最初は物売りかと思ったらどうもただで貯金箱を配っているとのこと。
このただに弱いのが家庭の主婦、いつの間にか4個もらってきている。
中身をみたら、かわらの形をした貯金箱で要は貯金をしたものを寄付してくださいというのが趣旨のようである。
なんで4個も?曰くお土産にする。何を考えているやら
「二条城」
1603年、徳川家康が、京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所として造営し、三大将軍家光が
、伏見城の遺構を移しなどして、1626年に完成。家康が建てた建築と家光がつくらせた絵画・彫刻
など桃山文化の全容をみることができる。
1994年ユネスコの世界遺産に登録された。
15代将軍 徳川慶喜が大政奉還を行った場所でもある。
NHKドラマ「篤姫」の時代であり、興味深いものがある。
大政奉還を行った部屋があり当時の模様を人形で表している。
残念ながら中は撮影禁止である。
二の丸御殿(国宝)
建物面積3300平方メートル、畳が800畳、
「唐門」さすが威厳があります 部屋数33
「二の丸庭園」
廻りは堀をめぐらせている。
庭も贅沢に作られている。
これでは忍者も攻めるのは無理 「外堀」庭の紅葉が綺麗でした
「清流園」
16500uと広大です 庭園越しにみる石垣・お堀が綺麗です
入館は16:00終了である。日が陰ってきたのでそろそろ駐車場に戻りましょう。
自転車で帰途についた。1回ぐるっと廻ったので帰り道に迷ったが無事国立博物館駐車場へ。
背の小柄なお兄ちゃんから最初の大柄なお兄ちゃんに替わっていた。
何かいやな予感が
自転車をバイクキャリーに乗っけてイザ出発。
出口のところで一時停止、長時間駐車は困ります。(約5時間の駐車)
今日はまだ空いているからいいがこのようなことがあると
その内有料にしなければなりませんとの厳しいお達し。
仰せの通りでございます。
やはりだめであったか、今後気をつけましょう。誘導員かわることを
旅にはこのようなアクシデントはつきものです。
それでは帰るとしよう。
今日のお宿は琵琶湖湖畔の「道の駅草津」近くの地図を見ると温泉もありそうだ。
混雑している京都市内を通り道の駅へ、ナビに案内されて何とか着いたが廻りには何もな寂しい。
近くにはコンビニがあるから食料の調達はできそうだ。
その前に銭湯、もしくは温泉を探さなければ、優秀なナビに”近くの温泉”を指示、いくら走っても着きません。
どうやら琵琶湖の反対側を走っているようである。
琵琶湖の夜景が綺麗だ
そのうち見かけた橋が、有料の琵琶湖大橋を通らせようとしているようだ。
だんだん雨も強くなってきた。ナビは目的地周辺ですと譲らない。どこが目的地なんだ
飲み屋さんにいって聞いたら、近くのラーメン屋さんの向かいだとの話。
ありました「雄琴温泉」が、一人1600円、そりゃ高すぎる。
そしたおもむろに1時間であれば800円です。それを早く言ってくれ。
いいお湯でした。
ここまで来れば、昨日と泊まった道の駅琵琶湖大橋米プラザに直ぐである。
ということで、今夜もお泊りはここにすることにした。
「道の駅琵琶湖大橋米プラザ」
11月29日
今日も8時頃起床、いつもの通り発電機オン、お湯を沸かして。
今日はカレーライスとしよう。
まずはご飯を電子レンジで温め、発電機を唸り声をあげる。
次も電子レンジでレトルトカレーを温め、合体させればうまいカレーのできあがりです。
今日も一日元気で行こう。
今日は嵐山方面にしよう
それでは出発〜あれ右折禁止。間違って琵琶湖大橋の方向へ入ったようだ。
引き返すわけにも行かず、そのまま終点へはい料金は200円です。
ナビにお願いしよう、例によって”御用は何ですか”大覚寺 行き先案内!
ナビは今通ってきた琵琶湖大橋を戻れと聞かない。有料道路事業へのカンパである
しょうがないまた200円を払って嵐山方向へ
さすがに嵐山は混雑しています。どこにいっても駐車場はどこも満杯。
道が狭い上に観光客は我が者で歩くものだから大変である。
清涼時前を通って大覚寺へ、駐車場はここも満杯である。しょうがない
遠くてもいい駐車場を探しにちょっと離れた方向へ。それでもない、廻りは田園風景が広がっている。
ん〜ん 広い道路、見ると駐車禁止の標識もない。道路わきに川が流れており道路との間に堤防らしきス
ペースが、1台名古屋ナンバーの車がいるだけ。
よし、ここにしよう
例によって気の小さい我が連れ合いは駐車違反で捕まったらどうしよう、ウダウダいっている。
駐車禁止でないのに捕まるわけがないと私。
どうも高等学校の入る道路のようだ。今日は土曜日であるし邪魔になることもあるまい。
ということでここに駐車するこにしよう。
まずは腹ごしらえ、車に入りインスタントラーメンにしよう。
それと作戦会議である。どうも自分たちのいる場所を把握できない。地図で自分たちのいる場所をナビと
合わせてみると有栖川とある。今とめているところが有栖川のようだ。
ということは大覚寺の池から流れている川ではないか。ラッキー
ここから自転車で大覚寺、清涼時、祇王寺を廻ることにしよう。
これが有栖川です(どこかで聞いたことがある名前です)これが大覚寺の大沢の池から流れています
この道を行くとすぐ大覚寺があります
大覚寺の近くの駐車場は駐車は無理、ここが最高のポジションです。皆さんもどうぞ
ほら全然交通の邪魔になっていないでしょう
前の車が名古屋ナンバー
考えていることは同じでしょう 川といってもこんなもんですけど
嵯峨高校の門
軽トラックは農作業用の車である。
嵯峨高校正門です
「大覚寺」
嵯峨天皇の離宮であった嵯峨院を寺に改めたもの。
光源氏が晩年出家し嵯峨院で過ごしたとされる。
大覚寺大沢池の周りの紅葉が綺麗だ
どうです
見事でしょう。現物はもっとすごいです。
レンズを通すと迫力が消えるのは私の腕のせいでしょうか
あこれは襖絵です
たまには二人で、燃えるようなとはこのようなことを言うのでしょう
「祇王寺」
さてそれでは目的地の一つ祇王寺へ
その前に歴史の勉強です。
平清盛の寵愛をうけた白拍子、祇王。同じ白拍子の仏の御前に気移りした清盛に追い出され母親、
妹と3人で住んだとされる庵である。
その後、祇王に哀れみを感じ、仏の御前も後に移り住んだとある。21歳の若さであったとされる。
当時のままではないようであるが質素で落ち着いたたたずまい。
1日いても飽きないであろう
どうですかこの紅葉の鮮やかさ
この落ち葉の美しさ
このような所で1日過ごすと凡人の私でも詩を詠みたくなるだろう。
これをみたらそう思いませんか
なにも言いません、ご覧下され
「清涼時」
須磨から帰ってきた光源氏が嵯峨に建てた御堂のモデルとも言われている。
自転車で清涼寺へ
子供達が伝統芸能らしきものの練習中
「道の駅ガレリアカかめおか」
11月30日
夕べは「道の駅ガレリアかめおか」に
理由は特にありません。
ただ食事するところが多そうであったから。
車のポジションは例によって発電機が使えるような場所。
国道側に面した端っこをゲット、隣はバイク置き場専用になっているので場所的には最高。
10分位歩いたところに中華料理屋さん
覗いてみると、中華バイキング1人、3千円、2人で6千円かちょっと出費が大きいが考えてみれば
ホテルに泊まれば1泊2食付で1人1万円はするであろう。
そのようにに考えれば安い。
という納得のもと、入ってみることに、お客さんはあまりいない。
54品から好きなものをオーダーできる。
普通のバイキングと違って、オーダー用紙に注文しそれから調理するので暖かい調理が食べられる。
まずは高価なものから、フカひれ、牛肉のピーマン何とか、海老ちりソース、海老の何とか、コーンスープ、
北京ダック(オーダー1回限り)
等など・・・・。
中々旨い!本格的味だ(あたりまえか)量は少なめであるが何回注文しても良い。
北京ダックは?皮でございます、え?北京ダックって皮なの、はい、皮をこれに巻いて食べてくださ
い。(餃子の皮のような皮)
そんなに高価なものなんだ
まあ、味は焼き鳥の皮のほうが旨いか
さすが単価の安いコーンスープは量がどっさり。これで腹いっぱいにしようとしてもその手に乗らんぞ
さすが3回目のオーダーで満杯です。
店の店員も安堵の表情です。
満足、満足
11月30日(土)
今日も目覚めが良い。
最近は自宅のベッドよりキャンピングカーのバンクベッドが落ち着いて寝られる。
まあ、慣れとはおそろしいものである。
人間に本来備わっている環境適応力であろうか。
京都の交通混雑に辟易している。おそらく観光客の車、観光バスのせいであろう。
今日は土曜日であるから混雑が目に見えている。
であるから奈良方向にいってみよう
「醍醐寺」
今日は醍醐寺、平等院を参観。
醍醐寺の駐車場へ、自動の有料駐車場になっていて発券後入場、普通車500円/1回である。
近くが空いていなくて奥の方へ、比較的空いていた。
あまり邪魔にならない端っこに陣取った。
お坊さんが飛んできた、何事か。
お客さんの車は見かけたところ車高が2.1メートルを超えていそうだ。
決まりとして大型車と認識され、2000円になるとのこと、そりゃーねーだろう〜
5分以内に退場すれば料金がかからないとのことです。
どうしますか?ときた
この際、不満であるが、お賽銭を払ったと思って我慢することに。くそ〜
仏さんの前で不謹慎のことを思ってはいけないのでぐっとこらえて
醍醐寺の紅葉も素晴らしい色づきであった。大覚寺の紅葉と微妙に違うのが不思議である。
今回の旅は紅葉と歴史の旅であったが、我が連れ合いはどこに行っても紅葉ばかり撮影してい
る。
むむ、山門から中々のものである。
金堂(国宝)
醍醐天皇の御願によりに創建、その後消失
豊臣秀吉の命によって、秀頼の時代1600
年完成
五重塔(国宝)
醍醐天皇の菩提を弔うため、第一皇子・朱雀天
皇が936年に着工、第二皇子・村上天皇951年
完成
高さ38メートル
弁天堂の紅葉が綺麗です
庭園にうつされてた紅葉も見事
「三宝院」
1115年、醍醐寺第14世座主勝覚僧正の創建、現在の三宝院は1598年豊臣秀吉により創建
唐門や表書院は国宝、その他の建造物の大半は国の重要文化財
残念ながら、中は撮影禁止
清龍宮本殿
「宇治平等院」
1052年藤原頼通によって開創され、鳳凰堂はその翌年阿弥陀如来を安置する阿弥陀堂として建
立された。
修学旅行生がぞろぞろ、鳳凰堂の中をみるには1時間待ちだというのでやめました。
優雅であるが私の趣味に合わない。
まあ、確かに絵になる美しさ
「給水」
ガソリン給油、給水
「道の駅大和ヘグリ」今夜の宿泊場所へ急ごう
途中でガソリン補給、給水タンクも半分以下になった。そろそろ給水を考えなくてはいけない。
我が家はエネオスカードで給油しているが、京都地方はエネオススタンドが少ない。どうしたことか
奈良県に入ったらありました。多少高くてもしょうがない。
給水もお願いしたい。
ガソリン満タン、仙台から来たことを告げ、給水をお願いした。いつもの通り哀れみ作戦である。
快くいいですよときた。
楽天のイワクマに似たいい男。
それでは洗車付近までバックしてください。
それではということで給水開始、中々タンクが一杯にならない。
タンクが158リットル入ることは当然告げていない。
話を仙台の方にもっていくもあまり詳しくない。やはり、私が関西地方を知らないように関西の人は仙台を
知らないんだでも牛タンは知っていました。
そんな話をしているうちにタンクが満タンに
時間がものすごく長く感じました。
給水タンクが満タンになると何故か気持ちにゆとりがでてきます。これで3日程度は暮らせます。
そこで提案ですが
みちの駅でもキャンピングカーの給水が可能なようにして頂きたい。
有料でもいいとおもうのだが、どこの道の駅も給水させない対策ばかりしている。
いかにも役所のやることである。所管は国土交通省、自治体か
どうも役所の発想は役所的である。
国民に喜ばれることをやればさすが国土交通省と喝采を浴びるであろう。
この発想がない限りだめであろう。
でも一つ褒めておこう。
みちの駅を作ったことは賞賛に値する。
それもトイレも作り、なによりも休憩でき24時間使用できることはいかに交通事故を減らしていることか
「道の駅大和へぐり」
12月1日(日)
こじんまりとした道の駅です
夕べ近くの温泉で一風呂浴び8時頃到着
様式トイレがなかった(和式のみ)
きょうは世界遺産の旅である
例によって自転車での行動です
11時半到着、先ずは駐車場捜し、一日500円とのこと、昨日の2000円に比べると安い、昨日は休日だった
ためかなり混雑したようだか゛今日はガラガラ。
今晩泊まっていってもいいよだって
さて自転車でゴーです
ここを起点に自転車で廻ることにしよう。
法隆寺五重の塔、自転車で訪れた法起寺、観光客がほとんど訪れないが三重塔は日本最古だそうだ。世
界遺産である。
「法隆寺」
自転車で1分程度で法隆寺です
世界遺産です。最古のお寺だそうです 五重塔
南大門
金堂 伝法堂
石畳歴史を感じます 中が腐っていますが大きく根を張って生きています
奥が東大門 何百年たっているのだろう
柿食えば鐘がなるなり法隆寺 東大門
夢殿 南大門
絵殿?
宝物庫だったような
近くのレストラン「富之里」
駐車場と連携していて10%引きになる、なにしろ空いている
カツ鍋定食、まあ味は普通
ほとんど観光客はいません
入り口です 我がジュニアも暇そう
「法起寺」
自転車動も整備されていて走りやすい。法隆寺から自転車で20分程度で到着です
法起寺これも世界遺産です
最古の三重塔
「道の駅宇陀路大宇陀」
12月2日(月)
明日のキトラ遺跡見学の為、道の駅へ、例によって発電機を稼動させるため隅っこに陣取り成功。
近くの温泉に「宇陀時温泉あきのゆ」自転車で、いい温泉でした。
道の駅にレストランが9時まで営業、助かります。冷えたビールがうまい!
発電機も今回大分働いてもらったので二回目の食事を。また明日も頑張ってくれ!
我が家のカメラは200万画素で
74枚撮るのが精一杯
1日ごとにパソコンにデータ転送します
今日もぐっすりでした。
朝起きてみるとフロントガラスが霜でびっしり、大分冷え込んた゛ようだ。
しかし車の中は快適そのもの。
今日は高松塚古墳、キトラ古墳、飛鳥寺などを予定している。
先ずは拠点となる歴史公園へ。
駐車場もガラガラ、当然無料です。
自転車を車から下し、キトラ古墳へ、古墳全体を建物全体で覆い見学できない。
ならば高松塚古墳へ、発掘調査中でこちらもダメ。壁画の模写を眺めてきました。
模写でも一人 300円そりゃないじゃないべ。
「国営奈良歴史公園」
公園駐車場 広々としています
文武天皇陵
歴史公園に車を置いて自転車であちこち廻りました。
キトラ古墳残念ながら保存のためご覧のような
建物で空調設備で覆われています。
高松塚古墳現在発掘調査が継続しています
こちらも残念ながらみることはできません
高松塚古墳の展示室
展示はレプリカで本物の絵は別途保存されている 亀石だそうです
高松塚壁画館 レプリカで300円か? 蛙に見えるが歴史的な意味は不明
「飛鳥寺」
1回500円也の駐車料金を払って
日本最古の本尊飛鳥大仏が
蘇我馬子の発願で596年に完成
国営飛鳥国定公園
鬼の雪隠(せっちん)
鬼の雪隠は墳丘土を失った終末期古墳(7世紀後半飛鳥時代)の石室の一部である。本来は花崗岩
の巨石を精巧に加工した底石、蓋石、扉石の3個の石を組み合わせたものもので、鬼の雪隠はその蓋
石にあたり、上方にある鬼の底石から横転してきた状態にある。
この周辺は霧ヶ峰と呼ばれ、鬼が住み通行人に霧を降らせ迷ったところをとらえ、料理し、雪隠で用を
足したという伝説がある。