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山陰地方世界遺産をみる旅

2011.10.11(火)
9時出発です


今晩は高速道路のどこかのサービスエリアで停泊予定
できれば、行きの距離1250qの半分程度は走りたいものです。
一服、昼食は磐越道サービスエリアで久しぶりの喜多方ラーメン、ん?これまでと味がちがいそうな
焼き豚も薄いような気が。

  

北陸道米山サービスエリアで一休み。ここは夕陽がきれいなところで有名ですが残念。
柏崎原発が遠くに
  

今晩の停泊地は北陸道「尼御前サービスエリア」夜7時到着、出発から620q、高齢者にはこれ
以上の距離はしんどい。
残りは600q余りであるから予定通り。
カセットホットプレートで焼肉、車内の換気にも気をつけて、強力なファンをオン。もちろんこれをつ
まみに晩酌のスタートです。冷えたビールが疲れを癒します。うめ〜

  

10月12日(水)

朝は納豆ご飯、食器洗いを省けるようにレトルトご飯を電子レンジでチン、その上に納豆をかけ
れば納豆ご飯の出来上がりです。
旅とはこんなもんです。
  

北陸道「南条サービスエリア」10:30
とにかく、小まめにガソリンの補給することにしよう。途中でガス欠なんてならないように。

  

菩提寺サービスエリア11:40
  

「大津サービスエリア」12:30
大津サービスエリアで昼食、天ぷらそば、ちゃんとだし取ってんの。
もしかしたら関西風、薄味?

  

曇っていて見にくいんですが、琵琶湖が見えます。
ここも晴れていれば夕陽がきれいでしょう。


「道の駅ゆうひパーク浜田」19:30
中国道から浜田自動車道へ、2車線の高速道路で交通量はガラガラ、走り易いが寂しい。
ついに目的の料金所が見えてきました。
女性の収受員、被災証明、免許証、カードの3点セットを提出、どこかに電話しているよう、
すぐに男性の職員が隣の建物から出てきまして、何やらチェックが始りました。
どうやら、被災地からここ島根県までのお客さんは珍しいようだ。それもキャンピングカー
となるとなおさらのこと。小声でキャンピングカーは大型では?等の不穏なやり取り、これ
は普通車じゃ。
最後にこれはキャンピングカーですよねの確認。そうです(見ればわかるだろうが)
まあ、そのようなやり取りがありましたが無料で無事通過致しました。(通常料金?かなり
の額)ここは最初の目的地、島根県浜田市「道の駅ゆうひパーク浜田」仙台を出発、1250q
走りきりました。
ここを起点に天橋立まで一般道の旅の始まりです。

マクドナルドが10時頃まで営業しているそうで、つまみにフライドチキン、ポテトを買ってき
まして、これに乾きものでもあれば十分じゃろう。

  

13日(木)
10時出発

あいにくのくもり空、天気が良ければ日本海に沈む夕日が見られるのだが。
ここ、「道の駅ゆうひパーク浜田」観光案内があり、きれいなおねいさんが懇切丁寧に説明してくれ
ます。

温泉地は一応調べてきましたが、こんなものいりませんでした。
日帰り入浴できる温泉地の数々、写真入りで紹介しています。情報はこのような所から収集するの
が一番

  

途中立ち寄った「道の駅サンピコごうつ」
広い駐車場に多種な物産品、新しいうえに広さもかなりの規模、国道9号沿いであるが、キャン
パーの宿泊には適しているでしょう。トイレもキレイです。

  

石見銀山世界遺産センター11:30
とりあえずは、ここに車を置いてここから石見銀山まではシャトルバスで
入場券と案内機器を首にぶら下げ、番号を押すとその場所の説明がイヤホンを通して入ってくる。
確か1500円だったようです。ただ回ってくるだけではねえ。
受付のおばさん、喋るのが早過ぎ、よくわかりません。

  

バスで10分もかかったろうか、石見銀山公園で降車、これから徒歩で銀山へ向います。
その前に「羅漢寺五百羅漢」石をくり抜き、石造り羅漢像が左右250体ずつ、500体安置されている。

  

ここから、銀山まで2.3q、徒歩45分だとか、行きは遊歩道、帰りは一般道路で帰るのがいいのだとか。
「精錬所跡」があります。ここで、掘り出した銀鉱石から銀を精錬しました。

  

「清水時」きよみず寺とは読まない。(せいすいじ)と読むそうです。
創建当初は山頂付近にあったそうだが延暦17年(798)清水時と改め、その後清水谷に移転、
明治11年に現在地地に。
寺宝には徳川家康から拝領した辻が花染丁字文道服がある。
  
このような坑道「間歩」が縦横無尽にあります。現在は立ち入り禁止


  
坑道から流れ出る水を最近まで上水道として使っていたようです。現在は使用していないようですが。

  

「龍源寺間歩」
狭いものの、坑道は補強されており、唯一観光客が通れる間歩。

  
13:40
いきなり、坑道に頭を強打、どうも脳しんとう気味、帽子をかぶっていなければ、おそらく頭の
裂傷でしょう。
十分注意していたのだが・・・・

  

狭い坑道が網の目のように繋がっています。
精錬後、残ったズリは坑道に埋め、環境汚染
にも配慮                       「佐毘売山神社」16世紀創建の銀山の守神
                                   
  

古い町並み地区
ここからは、約800m(徒歩20分)の古い街並みが広がっている。
現在も人が住んでおり、銀行、病院も、この古い景観は残したままである。

  

「熊谷家」重要文化財
総漆喰の建物で19世紀に初頭に再建、大森の有力商人で鉱山経営の他、金融業、酒造業なども営んで
いたそうです。

  
このような光景は子供の頃みたような

  

この町並み、タイムスリップしたような感覚になります。

  
これが、銀行です。
何のとなく物騒な気がしますが



「代官所跡」15:30
石見銀山資料館になっている

  

世界遺産石見銀山を考える

何故にこれが世界遺産?おそらく、坑道を通り町並みを見ただけでは世界遺産の意味がわからな
いだろう。
石見銀山は自然との共生の中で栄えた銀鉱山で、その産業の衰退とともに」遺跡が周囲の自然の
中に溶け込みながら残っています。世界遺産に登録された石見銀山の価値は、長年にわたる遺跡
とそれを取り巻く自然、そこに住む人々の調和した姿にあります。

とあります。

銀採掘後、残った岩屑は坑道に埋めぼた山のようなものは見当たらない。又、銀の精錬に使った木
炭は周辺の山に植林し、自然を壊さないような配慮されている。
何より驚かされるのが、町並みが維持され、生活しているということでしょうか。

17:30
さてと、それでは今晩の停泊地探しとしようか。
まずはお風呂の心配、道の駅「ゆうひパーク浜田」日帰り温泉ガイドブックから探したのがここ「多岐
いちじく温泉」ナビでは5分程度で到着するところ、工事中であちこち回り、思わぬ時間を費やしてし
まいました。でも温泉は中々いいところです。何より400円とはリーズナブル。

  

今晩の停泊地道の駅「キララ多岐」
天気が良ければ日本海の夕日がさぞかし綺麗であろうに、残念ながらくもり空。
津波が来てもこの高さであれば大丈夫。高さが20m以上はあるでしょう
レストランが8時半ラストオーダー、9時終了とのこと、ゆっくり飲めそうです。
やはり生ビールは旨いねえ。
やはり活きのいい刺身定食でしょう。
これは、天然物、歯ごたえが違います。

  

きれいな日本海です。曇っていますが・・・・・
  

道の駅、隣接してパン工房もあり、朝は焼き立てパンが食べられます
朝はここの焼き立てパンとするか。
  

14日(金)
それでは、出雲大社を目指して出発です。9:30
ナビによると約30分程度の距離だとか
駐車場が無料とは嬉しい、何せ全国の神様の元締め、この程度はなんのその。
平日とあって、駐車場も空いております。

  

入り口には「さざれ石」が、言わずと知れた国歌にでてくる「さざれ石」である。
さざれ〜石の〜いわおとな〜りて てか
  

これは出雲大社ではありません。宗教法人の何とか?
大きな締め込みにびっくり
  

大きな敷地の中に出雲大社がありますが、ただいま平成の改修工事中で、終了が平成25年だそうです。
現在、仮御殿に神様が移転しているそうです。
  

それらしい雰囲気はあります。
何というか厳かというか
屋根を被せて改修していますので、現在は見ることができません
  
  
全国から集まる神様の御宿泊所、物語ができているのがいい。


近くにある「島根県立古代出雲歴史博物館」
  

発掘調査の結果、大きな柱が出てきたようでそれを元に再現された神殿
  

、中学校の社会科で習ったような宝物の数々、ゆっくり見るには1日かかるでしょう。
  

  

外はかなり強い雨、雨の中、松江城へ、どこでもお城周辺の駐車場を探すのは一苦労、グルグル
回りながら情報収集、やはり、満車であるが市営の駐車場の空きを待つとしよう。
程なく、1台空いたようだ、問題は私の車庫入れ技術、駐車マスが小さくて心配、心配をよそにす
んなり、家内からも今までで一番うまくいったと褒められました。
バックアイカメラが付いているものの、感覚が違い難しいものです。
そう言えば、隣の車、岩手ナンバーでした。お話できませんでしたが。
  

「松江城」
城主は堀尾忠晴、京極忠高の後、徳川家康の孫にあたる松平直政が信州松本城から移封され、以来、
松平氏10代234年間にわたって出雲国を領した。
全国に現存する12天守の一つで、天守の平面規模では2番目、高さでは3番目、古さでは4番目。
昭和10年に国宝に指定されたが、昭和25年文化財保護法の制定により「重要文化財」と改称された。
NHK大河ドラマ三姉妹「初」の嫁入り先、京極忠高でお馴染。
  

美しい!国宝松本城にも劣らない城です。
何故か城に魅せられる。その歴史的価値なのでしょうか、それともこれまでに繰り広げられた数々
のドラマがそうさせるのでしょうか。
  

この角度から見ると、いかに難攻不落であるか実感する。


甲冑等が展示していますが、そのようなものには余り関心がありません。
  

柱はあちこ虫食い状態のところもあるが、400年もの歴史そのもの、これだけの規模のお城を
支えるための柱の太さにはいつも驚かされる。
  

天守から見る松江市内。
このような文化遺産のある町は美しい。
仙台の青葉城も復元したらいいと思うが、もちろん、コンクリート造りではなく、当時の技法を使って。
  

  

板の間、歴史を感じます。磨かれていてピカピカであるが、急な階段は十分気をつけなければ。
  

「定番所跡」
お城の入り口?
  

石垣も高く、戦うための城である。
  

幅広い堀が巡らされており、「堀川巡り」として観光船が運航されている。
雨も降っており、遠慮しておきます。
  

武家屋敷後が保存されており、いい雰囲気であるが、車が邪魔ですな。
  

予想に違わず美しい城であった。現存する天守は再建された天守と違い、威圧感、感動が違い
ます。
明治政府のは廃城令によって多くの城が取り壊され、残っているのが全国で12城である。
この中で国宝は「松本城」「姫路城」「彦根城」「犬山城」の4城、残るは「姫路城」だけであるが、
現在、平成の改修中であるとか。

道の駅「湯の川」
今晩の停泊地、雨が強く温泉に行くのも億劫である。今晩はお風呂なしで我慢。
レストランはあるものの、営業時間が6時だと、全然やる気なし、食料を買い込んで車の中で
宴会としよう。一夜干のイカを買い込んで、あとは乾き物のつまみでよろしい。
イカに赤ワインか、本来は日本酒であろうに。
でも合いますよ。
  

ここの道の駅は綺麗です。
国土交通省が半分整備、残り半分は自治体整備だとか、この先一般車は進入できませんときた。
一般車って何?駐車場でないの?この意味って町民以外の意味か、理解に苦しむが、縄張り意識
がありあり。
  

足湯があり、自由に使用できます。
  

捨て猫、可愛そうに寄って来るが、飼えません。ゴメン誰かいい人に飼ってもらいな。
買えば高い猫でそうです。


15日(土)
「道の駅秋鹿公園」
あいか、と読むそうですがどうしたら読めるんでしょうか、ここに限らず東北人には読み方の違いには
マイッタ!
後がすぐ宍道湖です。(これも読み方むずかしい)
  

「道の駅本庄」
 宍道湖中海湖畔にある道の駅
小さい道の駅ながら、こじんまりして且つ機能的です。
  

境水道大橋を渡ればそこは境港市
ここらで、昼飯とするか。
こんな漁港に来て生きのいい魚でしょ。海鮮丼でしょ値段も手ごろ、
ついでに紅ズワイ、これも千円と手ごろ、カニ味噌も入って、旨いですなあ。
  

「さかえや」屋さんと言うお店でした。昼食も終わり、鳥取方面を目指して走ります。
日本海沿岸部を走るので、天気が良ければ夕陽がきれいであろうに。
防潮林のクロ松林、宮城の菖蒲田海岸でもこのようなクロ松林が津波でなぎ倒されました。こち
らも、海との高低差がなく、津波になれば大きな被害がでるでしょう。
  

道の駅「ポート赤崎」
近くに漁港があり、新鮮な海産物であふれています。安い、買っていきたいが、今晩も何処に泊ま
るかわからないさすらいの身、残念である・・・・・
  

道の駅{北条公園」
一応、沿線の道の駅はスタンプを押す都合もあって立ち寄ることにしている。
小さな道の駅で停泊にはあまり向かないようである。
  

道の駅「はわい」
どういう所だったか思いだせない。
  

道の駅「白うさぎ」
鳥取に到着、明日の砂丘を見学するためにここ道の駅「白うさぎ」に停泊
おとぎ話「因幡の白うさぎ」発祥の地、気になるのが海から近いので津波の心配、でもレストラン
も遅くまで営業しており条件は最高。生ビールが飲みたいだけなんですが
近くに温泉もあるようだし、多少問題があるが停泊することに。
  

そうと決まればひと風呂、ナビに案内させたのがここ吉岡温泉、日帰り温泉を期待して行ったが
ここは宿泊がメーン、通常は日帰りもやっているようだが、今日は休前日の金曜日、2〜3軒訪
ねたものの、いずれも満杯ですの一言。
しょうがないので、町営の日帰り温泉へ、200円とは安い、シャンプー、リンス、石鹸なし、道理
で安いわけだ。
おまけに、シャワーが3カ所だけ、でも掛け流しだとのことでしたが、余りにも熱い、腰まで入るの
がやっと。
地元の方はいつもこのような熱い風呂に入っているのですか?の問に、慣れれば大したことが
ないだと。でも、今日の温度は普段より少し熱いかな、だと。少しどころじゃありません!
お風呂の休憩所に獅子が飾っていました。
キリンビールのデザインとなっているのが、この獅子だとか。
  

道の駅のレストラン、「東日本復興定食」1680円、千円が被災地に寄付されるのだとか、こん
な遠くの方がありがたいものです。
お店は「ぎんりん」とグループ企業のようで、被災地には直後から6回にわたって炊き出しに出
向いてくれたそうです。
  

「因幡の白うさぎ」の像がたっています    いい天気になったので、傘、濡れたタオルを乾燥
  

ここ、道の駅、サーフィンのお客さんのためであろうか、水道が解放されております。
皆さん、20リットルのポリタンクを持ち込み給水しています。水量が多いので数秒でポリタンク
一杯になります。
我家も20リットルタンク2杯頂き、心細くなってきたキャンピングカーのタンクに補給。
  

道の駅から階段で上っていくと「白兎神社」が
「古事記」「日本書記」にも記されている由緒ある神社だそうです。
神話ゆかりの白兎をまつり、皇室の紋章である菊花を型どった菊座石が社殿の土台に使われている。
  

神話によればここで皮をむかれた兎が真水で体を洗いガマの穂でくるんだと言われているそうです。
  

16日(日)
鳥取砂丘
鳥取と言えば砂丘、話のタネに見学しておこう。
  

後方の砂丘を越えると、そこは海、日本海です。
ここから元に戻るには、急勾配の砂丘を登らなければなりません。
今度来ることがあってもも次回は登る体力はないでしょう。今回が記念すべきものでしょう。
  

足にかなり負担がかかる。運動不足の体にはちょうどいいトレーニング。

  
レストランで昼食、スープカレーなるものを頼んでみました。家内は天ぷらそば
まあ、特別な感想はありません。カレーですから
  

今晩の停泊地は「天橋立」周辺の道の駅と決めているのだが、時間からいってお風呂は無理か。
途中、静かな温泉がありました。2時半と時間が早いもののひと風呂浴びていくことにしました。
湯加減も申し分なく、いいお湯でした。もちろん源泉掛け流しです。
  

道の駅「村岡ファームガーデン」
但馬牛の里だそうで、まあ、できればステーキでも食べたいところであるが、夕食には早過ぎ。
旅を急ぎます。
                                   
道の駅「ようか但馬蔵」
レストランも綺麗、道の駅も最上級でしょう。大きな道の駅でここで停泊すればよかったのですが、
後で後悔するはめに。
天橋立には少し遠すぎました。
  

規模が大きそうだったので決定した道の駅「但馬のまほろば」、途中幹線道路からはずれ、墓地の
近くを通過本当にこの先道の駅があるか心配になってきた。
広い敷地に多目的店舗、中にはレストラン、スーパーなどが入居しているようだ。
目の前に広い駐車場があるが、仕切られており、車で行くのは無理。
どうやら、広い駐車場は高速道路のサービスエリアのようで、一般道の道の駅を合体させた造りのよう
である。
一般道からの駐車場は狭く、家内は寂しそうなので泊まりたくないとか。
  

それでは先を急ごう、近くの道の駅「農匠の郷やくの」地図上では近かったが、周りは暗くなってきて
おり、何より不安なのは、道幅が狭く、対向車とはほとんど会うことがない。どうやら、周りは畑のよう
である。名前から判断できたがここまでくれば失敗です。
寂しいところに道の駅はありました。
停泊している車は数台、それも今晩宿泊するかどうか。家内曰く、こんな寂しい所は泊まりたくない。
私も同意見です。それでは次に道の駅を目指しましょう。

この決定が悪夢の始まりでした。
優秀なナビに次の目的地道の駅「シルクのまちかや」を指示、天橋立の近くである。
何を血迷ったかナビ、どんどん寂しい山道を案内し始めた。急カーブ、急勾配、周りは山、民家は皆無。
対向車は皆無、どうやら、山越で最短距離で案内しているようだ。ここまで来れば戻るに戻れず。行く
しかあるまい。
上りが済んだと思ったら今度は急な下り坂、急カーブの連続、悪夢だ、悪夢だ。

道の駅「シルクのまちかや」
毎回のことであるが、信じられないような山道を案内するナビでこれまでも苦しめられてきた。それとい
うのも幹線道路の設定がないこと、細街路3〜5mを除く設定があるものの、ソフトの未整備か細い山
道を案内する。
まあ、それでも何とか目的地に到着しました。到着は夜8時半を過ぎていた。
ここも寂しいところで、数台の車が停泊中、不満であるがこれ以上は如何ともしがたい。
後には偶然にも仙台ナンバーが、目的は我々と同じか。

道の駅内のトイレは工事中で使えないないのだとか、色々探した割には一番良くない道の駅を探した
ことになる。
朝、仙台ナンバーの方と御挨拶、仙台市岩切の方だとか。
我家と同じ流れ着いたのがここの道の駅だったようで、気に入らないがしょうがなく宿泊することになっ
たそうです。
山陽方面を廻ってきたとかで、これから天橋立を観光して仙台に帰るとのこと。

  

17日(月)
「天橋立」
ここ道の駅から天橋立までは、20分程度の距離。
問題は駐車場、偵察に1周、無料駐車場は期待できそうにない。
ピンクを着たおばちゃんがウチワを持って、おいで、おいでと盛んに誘ってきます。
話を聞けば、お店で千円以上の買い物をすれば駐車場料金500円が無料にするのだとか。いずれ、
お土産も買わなければならないことだし、お願いすることに。

ジュニアをしげしげ見る70代の労働者風の男性、仙台ナンバーが珍しいのかな?
聞けば盛岡出身だとか、こちらに住んで7年になるそうで、三陸沿岸沿岸の被害にに心を痛めている
ようでした。

ケーブルカーで見晴らし台まで。
ジュニア駐車場で留守番、写真中央に映っております。
  

皆さんがやっている股の間から、ガニ股の間からいかがですか。
ここで、新発見が、デジカメで反対に撮影しても再生すると普通の状態に戻ります。何度やっても同じ
でも、写真にするとあら不思議、この通り反転しています。
これはどのような理屈でしょうか
  

土産物の御主人と東日本大震災談義、若い旦那であるが、れっきとした社長。
軽い京都弁が次から次へと、まあ良く喋ること、ついでに見所まで、近くに「舟屋」があるので
是非見て行きなはれ。
そこの道の駅の海鮮丼はお薦めだとか。いい情報ありがとう。おおきに〜

ケーブルカーで降り、自転車を借りて天橋立をサイクリングすることに。
片道2q余り、天気良し、気温さわやか、心地よい風をきって走ります。ノンビリと歩く人、ジョギ
ングする人ここが松島にない所だな。
  

日本三景の碑
松島の松が枯れかかっているでは?
まさか、大津波による霊のせいではないでしょう。
  

上の方が枯れかかっています。
   

道の駅「舟屋の里伊根」
土産屋の御主人お薦めの場所、道の駅「舟屋の里伊根」天橋立から30分ほど
ここにも東日本震災の義援金箱が、ありがたいことです。
  

道の駅から見る「舟屋」水面付近に所狭しとへばりついています。
津波がきたら間違いなく全滅でしょう。
  

遊覧船にのるために、船着き場まで
途中、船屋街が、まるで江戸時代のような景色が広がっています。
  

遊覧船の発車してしばらくの間、餌を求めてカモメがよってきます。
餌の取り合い、弱肉強食の一端をのぞかせています。松島でも同じような光景が、カモメの習性ですかね。
  

1階は船着き場、2階が住居、非常に合理的な職住一体住宅といったところか。
  

「宮津ロイヤルホテル」
今晩のお宿は家内の要望を聞き入れホテルとすることに。
昨晩、不幸にもインターネットが繋がり、ホテルの予約が取れてしまいました。(しまった)
キャンパーがホテルに泊まるなど邪道と思っているが、家内は1日位は泊まりたいと譲らない、
それであればインターネットで予約できたらと譲歩しているのだが・・・・・
今の時期、閑散期で信じられないような安さ。
立派なホテル、何より海からの高さがあり、どんな津波がきても大丈夫そう。
チェックイン時、プラス5千円でスイートルームに泊まれるのだとか、こんなチャンスはめったに
あるものじゃない。ひと時の優雅な気分を味わいました。
スイートルームもいいが、和室が手つかずのまま、ただ見てきただけ、これを安いと見るか、高
いとみるかはお客次第。
  

敦賀インターを目指して出発です。
途中、舞鶴港によっていこう。

18日(火)
道の駅「舞鶴とれとれセンター」
海産物の市場があり賑わっています。でも安くはないな。
  

「舞鶴引揚記念館」
満州からの引揚者、シベリアへの抑留者の帰還場所になったのがここ「舞鶴港」、私の両親も
満州の引揚者よく引き上げ時の悲惨さを口にする。
ペテン師当時のソ連、今もってその心根は変わらないロシア、この記念館を見るにつけ腹が立
ってしょうがない。
  

道の駅「シーサイド高浜」、ここは文句なしの1級品でしょう。
トイレもきれいだし、道の駅の内部も素晴らしい。
何といっても、温泉施設があるのがうれしい。キャンパー停泊には最適でしょう。
ただ、近くに海があり、海水浴場もあるので、津波が来た場合は最悪でしょうが。
  

若狭湾を左手に見ながらひたすら敦賀インターチェンジを目指します。
日本海の水の色が綺麗です。ぽっかり浮かんだ白い雲か
  

だんだん日が暮れ、太陽も西の水平線に隠れようとしています。
そう言えば、今回は日本海を見ながらの旅であったが、曇り空で夕暮れをみれなかったのが残念。
  

「名立谷浜サービスエリア」
敦賀インターから北陸道へ、今晩はどこかのサービスエリアで宿泊、明日の午後自宅に到着すれば
いいだろう。
夜8時半ころ到着したのが、ここ「名立谷浜サービスエリア」、」失敗でした。どうやらここは大型車の
たまり場。一般車の後では大型車のエンジン音が気になる。
おまけに、店は夜11時で終了だと。
もうひとつ先のサービスエリアまで50q、いいです。今晩はここにします。
  

インターネット環境はいいようです。


19日(水)
ここから自宅までは300q、余裕の距離。自宅到着は午後3時過ぎ、無事到着です。
今回の旅も色々なことがありましたが、各地の皆さんが東日本大震災の被災者の皆さんを心配し
てくれていること。
そして、各地域でで義援活動を行っていることなど、本当にありがたいことです。
今回の旅はは8泊9日、走行距離2660qの旅でした。
、行きは全工程高速道路、帰りは浜田から敦賀までは一般道路の旅であったが、やはり、旅は
一般道路が楽しい。
我家の旅は現地での臨機応変型でも言いますか、細かな予定を立てないでその場、その場で
の対応する旅スタイル、行く先々での出会い、発見、予測できない出来事など、効率の悪い旅
であるがこれも旅の楽しみ方の一つではないでしょうか。

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