瀬戸内海と世界遺産の旅(その1)
2017.3.2〜3.14 12泊13日
久々の長期キャラバンを計画した。
行き帰りは仙台港から名古屋港まではフェリー、12:50出港、帰りの予定は名古屋港3月13日19時、仙台港
には14日16:40分到着予定である。
予約は1カ月前の早割を利用しているので、片道一等船室2名、キャンピングカー1台で30,100円と格安。
キャンピングカーの水タンクには満タンの158リッター、飲み水ペットボトル2リッター2本、ジャバラ式水タンク10リッター
その他、レトルトご飯、カレー、インスタントラーメン、つまみ等を積み込み出発準備完了。
これが飲み水10リッター
フェリー「いしかり」、最近就航した比較的新しいので設備面を含め楽しみ。
90分前に手続き完了、船室に乗り込み、場所が分からなくならないようにエレベーター、駐車デッキを確認
今回も前進駐車であるので安心、これがバック駐車の場合苦手とするところ。
この辺が毎回緊張する場面である。
1等船室、シングルベッド、アウトサイドであるので外の景色が見える。
レストランも普通、昼食1000円のバイキング、これは明らかにレベルダウン、これはお客さんが少ない季節
であるのでやむなしか。
14:40分名古屋から仙台に向かう「きそ」が通過
以前に比べて料理の質が落ちたようだ。でもステーキがあればオーケーです。
童謡歌手によるエベント、波も静か、多分船酔いの危険性はないでしょう
3月3日
21時間の船旅を終え、名古屋港に3日10:30到着、これから伊勢湾岸道路〜東名阪自動車道〜新名神〜
名神〜山陽自動車道から姫路市へ。
とにかく風が強い、高速では横風注意、特に伊勢湾岸道路、ほとんどの高架橋の為に遮るものがなく、高所の為
まともに風を受け、よたよたの状態、緊張の連続である。
とりあえず、目的地の「道の駅あいおい白龍城」を目指します。途中、姫路城が突然遠方に、明日じっくり見学
するので通過、道の駅に18:00到着
道の駅のレストランは営業終了、持ち込んだ食料で粗末な宴、外は大分暗くなってきています。
どうやら近くには川か湾?
老人マークを10か所べたべた貼り付け、後部ドア部分はぶつけた跡もある奇妙な車、まるで近寄らないで
とでも主張しているよう近くに寄ってみると軽自動車で青森ナンバー、どうやら年齢75歳以上の夫婦、車内
に寝る際には荷物を屋根の上のキャリーの上に。
最近こおようなキャンパーが増加してきているように思うが、見上げた根性である。
ここの道の駅、建物が中国風、もしかして経営が中国人?
2階には温泉施設がある。
それ故か、駐車場が混雑しているようである。
3月4日
キャンピングカーもチラホラ、朝食はレトルトカレー、水の節約のために洗いものは最小限に、皿にはラップ
を敷いて盛り付け、これであれば洗いが不必要。
いよいよ姫路城である。今回の最大の見所と期待している。
お堀もさすが、入り口の門から城内へ
どうですこの勇姿、遂にに姫路城に、平成の大修理も2015年に終り一般公開、これを待っていたのです。
国宝の天守5城、犬山城、彦根城、松本城、松江城、今回が5城目、国宝全制覇したことになる。
豊臣秀吉時代の石垣、黒田官兵衛ゆかりの石垣
野面積み
扇状の絶妙のカーブを描いています
石垣の断面を見ることができるのも珍しい。
ここがお城への入り口
国宝姫路城
門が多数あり天守に近づくに従って狭くなっていく。
門をくぐると通路があるが狭く敵の進入を防ぎやすくしている。
迷路のような道、ここに入ったら自分が何処にいるかわからなくなるでしょう。
狭間と呼ばれる攻撃用の穴がいたるところに配置されまるで要塞
本丸に近づくに従って門が狭く、敵が攻めにくくなっている
井戸は生命線、でもこんな高いところに水が湧くとは・・・・・
石落とし、隙間から石を落とし、敵を撃退、まさしく戦う城である。
通し柱もすごい太さ、これだけの大きさのものを支えるには当然でしょう
最上階から、神棚が祀られている
平成の修理で瓦の継ぎ目には白い漆喰で覆われている。
市内を一望でき、ここにいると殿さまになった気分
石垣には石棺も使用されており、廃物利用、それとも石不足なのか。
姫路城又の名を白鷺城、名前の通り全体が漆喰で覆われ白一色
右の石垣が羽柴秀吉、左が池田輝政時代に築かれたもの
百間廊下、千姫に仕えていた女中などの住んでいた場所
千姫が大阪城から助け出され本田忠政の息子、忠刻と再婚、ここに住んでいた。
姫路城の案内はシルバーのおばさんにお願い、2,000円でしたが、かなりの高齢の方でしたが、健脚その
もの、案内終了後、料金を貰ったかどうかわすれたようで、事務所に寄って領収書を提示して納得して頂きま
したが、脚ほど脳の方は至って年齢相当か。
時間もフリー、ツアーだとこうはいかないでしょうが、のんびり見学してきました。
今日もここ「道の駅あいおい白龍」に宿泊、牡蠣が有名なようで、1000円で15個、自分で焼いて食べる。
ビールとの相性最高。
3月5日
朝食はシンプルにオニギリのインスタント味噌汁で