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瀬戸内海と世界遺産の旅(その2)
3月5日

第二の目的地萩市へ、とりあえず近くの道の駅へ、「道の駅萩往還」17:00到着
レストランは終了、物産展から今夜のつまみを買い込んで、今晩はここに宿泊?
問題はテレビが視聴できるか、周りは山、地デジ、衛星放送共に視聴はできないようです。
これでは、無理、次の候補地、市内の「道の駅シーマート」へ
  
高杉晋作、吉田松陰、久坂玄瑞の銅像
  

「道の駅シーマート」
に宿泊することに、何より地デジがよく映ること、キャンピングカーが停泊しているところをみるとそれなりの
環境、とりあえず、購入してきた蒲鉾、牛すじ煮込みで晩酌
  
3月6日朝
定番の朝カレー、やはりこれが簡単、栄養もあり旅には欠かせない一品
BSアンテナの設定をやってみた。
まずは仰角を設定し、BSファインダーで衛星の概ねの位置を確認、センサーを入れ最も電波の強い位置
で固定、以外と簡単にできました。
でも、これを見たら中継車ですよね
  
道の駅シーマート、どうやら裏が漁港になっており、新鮮な魚介類が水揚げされるようだ。
山口と言えばふぐ、下関に近いこともあって活魚として販売しています。
しばらくはここを拠点として動くことにします。
  
最初の訪問地がドラマでお馴染の吉田松陰の松下村塾、近代日本の礎を作った塾であるが、塾生の手づくり
だそうです。

  

塾生、伊藤博文、高杉晋作、吉田松陰、久坂玄瑞等近代日本を支えた面々が学んだ。
  



吉田松陰一家の自宅、借家だったかな?
結構広い家です。
両親と2男、3女の5人が暮らしていた家
  
松下村塾とは向い合わせ、ドラマでは文が食事を運んでいた場面を思い出すが、まさしくここ。

  
松陰神社

  

昼食は道の駅シーマート、ここから5分程度
私はお薦め定食、鮨、魚の揚げもの、刺身、家内は天丼、これは油がしつこくお薦めできません。
家内はこれでしばらく胃がもたれることに。
  
萩明倫学舎、3月4日に開館したばかり、当時の建物を再現したものであるが、要は木造の建物、昔どこに
でもあった小学校といったところ。
たいして興味をそそるものはなし。
  
どこの家庭でもミカンの栽培が行われている。
これは武士の家計を助けるために推奨されたそうだが。
  

木戸孝允生誕の地
  
街並みがこのように残されて、現在も使用されているのがすごい。

  
高杉晋作生誕の家、そして近くの公園には銅像が
  
温泉を検索していたら、シーマートから15分程度のところに「道の駅阿武町」が、ここは温泉が併設されており、
新しい、トイレも綺麗で温水便座付と文句ないのだが、難点が一つ、地デジが映らないこと。
BSは視聴できるのだが、家内はそれではいやだと言うので、温泉に入ったあとに「道の駅シーマート」に戻る
ことに、今晩も同じ場所に宿泊することにしました。

  
木調風の綺麗な所で、温泉も綺麗、トイレも文句なし、お薦めでしょう。
  
3月7日
風が強く寒い、いったい何処に来ているというのだ。
これが普通の今の季節か
道の駅の大部分は新鮮な魚屋さんという感じ、市内からだろうかお客さんがそれらを買い求めにやってくる。
駐車場も満車状態。
とにかく魚が旨い、はまち、アジ、鯛、どれを取ってみても、これまで食べたことがないような味。
これまで食べたハマチは何だったのだ。
今晩は刺身でが酒の肴、ハマチ、アジを買い込みました。
世界遺産反射炉
明治日本の産業革命遺産だそうだが、ここでの鉄の生産はできなかったようです。
いわば、実証実験炉といったところでしょうか
  

「恵美須ケ鼻造船所跡」
盛んに発掘調査が行われていたが、当時を偲ばせるのはこの岸壁だけ、観る価値は今のところなし。

  

この石造堤防は当時のものだそうです。

  
萩城下町へ
岩倉獄、主に下牢として町民を収容した、右が野山獄、上
  

「萩城跡」
毛利輝元の築城
  

明治の廃城令によって取り壊しになった、こう言うことが全国で起こったのであるが、今考えると何ともったいない
ことであった。
お堀と石垣があるのみ、毛利輝元公の権威が偲ばれる。
  
取り壊される前の天守の写真が残っているのは偶然でしょう
  
天守跡
  

堀をめぐらせそれなりの残っていれば立派のお城だったでしょう。
  
7日お昼
今夜も「道の駅シーマート」に宿泊することに、今日で3日連続となります。
というのも、ここの食事処、人気店でどうしても食べたい鮨があるのが最大の理由。
念願の鮨、人気店故に予約で満席、しばらく待つことに、何せ安倍首相も来るぐらいの店ですから
とにかくネタがよろしい。

  

安陪首相と店主の記念写真、忖度?誰に対して?まあこれは問題ないでしょう



伊藤博文の生家、隣には移築した邸宅があるが、歴史的価値は断然こちらでしょう。

  
かまどが4連、普通の家庭の台所といったところでしょうか
  
生家は普通の民家、隣の公園には伊藤博文公の銅像が

  
伊藤博文公の東京の邸宅の1/3を移築したそうで、総理大臣経験者らしく建物もそれなり

  

総理大臣経験者ですからこれぐらいの豪華さは当たり前か
  

天井板も一枚ものの杉材を使っているのだそうです
  

3月7日16:00
6日目にもなると洗濯物が気になるところ、特に家内はこういうことには神経質、ネットでコインランドリー
を検索するとすぐに見つかりました。


シーマートの鮮魚店から刺身を購入、昼過ぎになると割引に
ヒラメ刺身400円、ブリ刺身450円、これがそれぞれ100円引きですから感激の値段
今夜はこれがつまみ
  
3月8日
萩よさらば、次は第3の目標、広島を目指します。
来た道をそのまま帰るのもつまらない。今回の目標の一つに瀬戸内海一般道の旅でもあるので、
山口市まで山越え、気温が低下し、峠越えには雪も降ってきた、一部道路の凍結も、この時期何でこうなるの
「道の駅あさひで」一服、しかしすごい天気になったもんだ。
  


  
山口県周南市
峠を越え「道の駅ソレーヌ周南」
  
瀬戸内海沿いの一般道をトコトコ、今日も風の強い一日、昼時であるのだがラーメン屋さんが全くみつからない。
もしかしたら、こちらではラーメン店はない?うどん文化か?
しょうがないので、持参してきたインスタントラーメンで、発電機を回しお湯を沸かして注ぐだけ。
遠方には瀬戸内海の島々が
  
周防大島
大島なる島、かなりの長さの橋であるが無料のようである。
道の駅まで行ってみることに
「道の駅サザンセトとうわ」に到着、でも本日、全店舗休業

  
広島周辺は道の駅、温泉も少ないために広島観光は近くのホテルを予約することに、もちろんネットで予約
じゃらんで、2名、東広島周辺でヒット、1人13,000円程度で検索したはずであったが、勘違いで2人で
13,000円、シングルベッド2個、ビジネスホテルである。
温泉施設、レストランの2食付、儲かったような。
ただ、広島入りするには少し通過すすぎ、結局高速道路を利用することに、儲かったのか損したのか複雑
旅とはこのようなことを含めて旅なのです。
  

西城ICから大野ICまで、宮島までは連絡船が頻繁に往復しており待ち時間ほとんどなし。
周辺には駐車場があるが、いずれもキャンピングカーは不可、大型も駐車できる駐車場へ、一日1,000円
だそうで、駐車場のおじさん、息子さんが仙台にいるのだとか、我家の仙台ナンバーを見て好意的対応に感謝
今日の干潮は14時頃、今は11:30この通り鳥居は水の中
  
厳島神社、平清盛が信仰していた神様、それにしても海の中につくるとは
でも本殿付近は水が引いてこの通り
結婚式も行なわれており、皆の注目の的、新郎はてれくささそうにしていました。
  

  

満潮時、台風の時水圧で床が壊れるのを防ぐためこのように床板間に隙間を設け、水圧を逃がしている。

  

本殿に2礼2拍手1礼の礼儀にのっとってお願いしてまいりました。
家内安全、健康でせありますように

  

清盛神社なるものの裏手に小さな茶屋風の食堂が、あまり混雑していないようなので穴子丼を頼んで
みたが、これが外れ、1,600円にしては貧弱、観光地プライスだな。

干潮時間帯、大鳥居の水も引き鳥居付近まで行くことができます。
地面も砂地のためにぬかることもなく行くことができます。
  

山陽自動車道大野ICから広島ICで広島入り、早速原爆ドームへ、周辺には公共の駐車場はないようで
小規模なコイン式駐車場が主流、それも入り口に屋根のあるタイプは無理、探した結果平面駐車場があった
ので駐車、30分200円と多少高いがここはしょうがない。

  
そこにはよく写真で見かける原爆ドームが、以前は物産館だったそです。
この上空800mで人類初の原子爆弾が爆発、悲劇を生んだのです。
  
世界平和を願い、そしていまだにその悲劇を知ってか知らずか、愚かな実験を繰り返す国がなくなること
を願って鐘を打ってきました。
  

この橋がT字型だそうで、これが原爆投下目標になった相生橋


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