日光東照宮の旅
2016.20〜22 2泊3日
20日
日光東照宮、これまでに2回観たと記憶している。
これまでは当然のこと、世界遺産に登録される前、ただただその豪華さに驚かされた記憶である。
今回は多少なりとも歴史の勉強をしていること、すなわち観たいポイントがあるということ。
世界遺産となって混雑しているだろうことを想定し、出発は平日の金曜日。
一泊の予定であるので、目指すは「道の駅日光」、カーナビに入力するも該当するものがないと拒否。
我がバカナビには無理からなること。
アイパッドで検索して道案内、周辺をウロウロすること30分、道の駅は郊外にあるとの先入観をもったのが間違い、
街のど真ん中、船村徹記念館、そして24時間営業のコンビニが併設された場所。
今日の予定はこの道の駅に到着すること
到着が18:00
道の駅の食事処で一杯、終了が19時早すぎませんか
早々に就寝
陣取りは国道から入ったすぐのところ、勿論発電機が邪魔にならないところ。
構内はコンビニ、船村徹記念館、食事処、道の駅が一体となったところで、特に区割りがされているわけでは
ないが、後でわかったことですが、道の駅の駐車場は一番奥のところのようでした。
本当はこの辺が道の駅の駐車場のよう、矢印付近のよう
21日
朝食はコンビニでオニギリ調達、簡単に、9時東照宮に向けて出発
日光東照宮はここから30分程度のところ、問題は駐車場ですな。
ましてやキャンピングカー、高さが問題、我家のジュニア高さが2.9m、でも市営のコイン駐車場が
ありました。高さ制限が2.5mであるが入り口だけ、少し脇を通れば簡単にクリア、一日駐車で500円
とはリーズナブル。
さて、それでは東照宮へ、
「輪王寺」
まずは入り口の輪王寺、家内の身体健全の護摩木に願いをこめて
おっと、忘れていました。孫達の分も
天海僧正が家光公の発願によって構築した高さ15mの供養塔で、塔内に千部の経典が収められている
「東照宮入り口」
やはり世界遺産、平日にもかかわらず観光客で混雑、外人観光客、修学旅行が外部分といったところ
一応キャラバン参加者の記念撮影を、次回訪れる時はこのような二本足で立っていたいものだが
「鳥居」<黒田長政>寄贈
諸国の大名からの寄贈品が大部分、それだけ家康の力が強かったことのの証し、中にはお付き合い
何か何か寄贈しなければ睨まれることを恐れた面々もありでしょうが・・・
「五重塔」<酒井忠勝>
この五重塔、中心に心柱を配置し、地震の揺れを軽減する免振構造で、この時代に既に高度な地震対策
構造が取られていたそうです
この構造はスカイツリーにも応用されているとか、今回「東照宮五重塔心柱」と特別公開されている。
心柱が固定されておらず、浮いている。
彫刻がすばらしい
「三神庫」
武具の収納庫で、下神庫、中神庫、上神庫からなる
通気生の関係か校倉造、正倉院と同じ
「三猿と神厩舎」
聞かざる、言わざる、見ざるの三猿
主な部分を塗っていない唯一の素木造りの建物、
三猿撮影の為か混雑している、レプリカなのだそうだが
「輪蔵」経典の収納庫
「鐘舎・鐘楼」
鐘楼
」
「鐘楼、銅庫」
「鼓楼」
「唐門」
陽明門は修復中
「透塀」
「神輿舎」
中央が徳川家康、右が豊臣秀吉、左が源頼朝だったかな
「眠り猫」
ここも観光客で混雑、皆さん眠り猫が目当てのようですが、この彫刻にどれだけの価値があるのか
私にはわかりません
裏側に雀の彫物、猫が寝ているから雀も安心して暮らせるとの意味で、平和のシンボルだとか
「坂下門」
ここから家康公の墓のある拝殿まで延々と続く階段、老人泣かせの回廊
周りは杉巨木に囲まれて、石段は一枚石
「銅神庫」
「拝殿」
「奥舎」
家康公のお墓
叶杉
願い事が叶う杉だそうですが・・・
「拝殿」
中は撮影禁止、将軍着座の間、狩野探幽とその一門の力作がズラリと展示されている
何処に行っても小学生、小学生、おそらく修学旅行だろうが
日光東照宮宝物舘の一階が軽食喫茶
サンドウィッチで腹ごしらえ、中々いけるんじゃない
輪王寺平成の大修理
横断幕に輪王寺の写真、本物は後の工事用の建物の中で修復中
柱、木材部分がシロアリのような食害とか、腐食により修復が必要になったようである
工事中の状態を見られるのは100年は無理でしょう。その意味では貴重なものである
建物が工事用の覆いでスッポリ覆われ、どのような気象条件でも工事ができる
階段は七階まで続いており、足の悪い年配の方は無理、屋根が解体されて骨組みだけに
なっています。
解体された材料が積まれています。骨組みになった屋根
めったに見られるものではありません。
七階から下を見下ろすことができるのも貴重なもの、やはりかなりの高さです。
ゆっくり観光、16時ころに終了、今晩も道の駅宿泊予定であるが、その前に一風呂、ネットで近くの温泉をと
探した結果、ここから10キロ程度の所にある「カタクリの湯」温泉というより地域の皆さんの憩いの場健康ラン
ドといったところ、高齢者割引で300円、まあこんなもんでしょう。
それでは道の駅に向けてゴ−、この街、どうも道路案内標識、交差点も難あり、交差点の中で待機するはめに、
後からクラクションの嵐、許せ、こんな分かりづらい交差点は日本全国ここだけ。
無事道の駅へ、今晩は道の駅のそば屋で一杯、ここも閉店は19時、まあ飲み過ぎなくていいですけどね。
22日
高速道で一路仙台へ、15時仙台に無事到着
久しぶりのキャラバンとなったが、こんな街のど真ん中なのにテレビの映りがイマイチ、ブロックノイズも頻繁
に起こる。
ダイバーシテイアンテナの限界でしょう、何か方策を考えなければ、今後の課題となるでしょう。