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大容量バッテリー最終形
2022/11/1〜11/5

バッテリー室端子をリチュームバッテリー側に接続し、リチュームバッテリーから電力を供給すること
もう一つの目的が、バッテリーの電圧、使用電流、バッテリーの残電力をモニターすることにあります

そして、ソーラーを走行充電器、デイープサイクルバッテリーへの切り替えをリレーを使って充電。

1.リチュームバッテリーへの接続
200AHのリチュームバッテリーを導入し、エアコン、電子レンジ
を使えるようになったが、FF暖房の稼働、室内灯、水道ポンプ等のインフラ系
についてはこれまでのデープサイクルバッテリーに依存してきたのだが、容量が小さい
ので、度々充電しなければならない。
メーカーはGSYUASAでメーカー品であるのだが、所詮はこんなもの。
そこで、折角導入したリチュームバッテリーに接続できないか検討してみた。
問題はこれまで使用してきたバッテリー室に全ての端子があること。
リチュームバッテリーは大きさの関係で収納できるのはダイネットの下の空間。
リチュームバッテリーを使うには、プラス、マイナス端子をまとめてリチュームバッテリーに接続
しなければならない。
そこで、バッテリー室のプラス端子、マイナス端子を端子台を設け、リチュームバッテリー側に接続
することにしました。

  
端子台プラス、マイナスの2個設置しました。
右側は端子台に接続する端子、ショートしないように絶縁テープを巻いています。
  

端子台

  
端子台のプラス端子台からsq22のケーブルでホールセンサーを通し、リチュームバッテリーのプラス端子へ接続。
マイナス端子もsq22ケーブルでホールセンサーを通さずマイナス端子へ接続。
  

2.バッテリーモニター設置
電圧、電流をモニターする機器は数多くあるが、モニターがワイヤレスと言うのはない。
ユーチューブチャンネルを見ていたら「ゴッツチャンネル」なるものがあり、詳しく説明しているので飛びつきました。
電圧、使用電流、バッテリー残量がワイヤレスでモニターできる優れもの。
ホールセンサーなる穴にプラスのケーブルを通すことによって電流も測定できる。
製品はどうやら中国製で、機能が盛りだくさんなのだが、説明書は一切ない。したがって、ゴッツチャンネルを見なければ
おそらく設定できないでしょう。アマゾンで5,300円程度で手に入る。
リレーも接続できるので、配線が少なくワイヤレスなので、車内のどこでもモニター可能。
モニターはUSB接続できれば、何処でもモニターできます。
  
接続すればこのような画面になります。
電圧、連流(接続すれば、電流の所に使用電流が表示される)
  

蓋をかぶせて完成です。
2ヶ月の集大成です。


    

3.鉛バッテリーへの充電
走行充電の設置により、メインバッテリー(車のバッテリー)、サブバッテリー(リチュームバッテリー)の充電
は便利になっtが、これまで使用していたデイープサイクルバッテリーの充電は充電器による充電に頼らざるを
得ない。鉛バッテリーは自然放電によりいつのまにか低電圧になる。
そこで、車載のソーラーを使用できないか考えた末、リレーによりソーラーを切り替えて充電することに決定。
ユーチューブを頼りに5極リレーをアマゾンから購入。3個で1,400円、中国製
リレーを使用したのは1個だけ、残り2個は今後の勉強用。
  

配線がゴチャゴチャしていますので物入れに押し込めました。
この中には各種配線の中継、5極リレーを入れています。
全体的な配置は右写真の通り。
モニターはワイヤレスなので、USBがあればどこからでもモニターできます。
電波の届く範囲は10m程度と言われていますので、車内のどこからでも確認できます。

  

スイッチはオン、オフの2通り、オフ状態では走行充電器にソーラーから供給される。
オンの状態ではソーラーから、リレーを通じデイープサイクルバッテリーに供給される。
  

最終形はこのようになりました。
走行充電とソーラーから大容量バッテリーに充電され(最大60A)、通常は車のバッテリーのも充電される。
ソーラー充電にはリレーをいれ、通常は大容量バッテリーに、リレーのスイッチを入れるとサブバッテリーに充電
される。サブバッテリーは予備電源で、通常は使用しないが直流のエンゲル冷蔵庫、非常時のテレビ電源として
使用。鉛バッテリーなので、自然放電しやすいのでソーラー充電がちょうどいい。
全体的な構成は下記の通り通り




4.使用した機器類

使用した配線接続用の電工ペンチ、スリーブは熱によって収縮するのでライターの熱で十分。
端子をかしめる電工ペンチ、これが無ければ作業になりません。
  



私、電気に関する知識はありません。
ほとんどがユーチューブを見て勉強し、材料もその都度購入したため2ヶ月もかかりましたが、知識のある方
でしたら簡単にできるでしょうが、勉強しながらでしたからこんなもんでしょう。
従って、間違いも多くあると思いますので、自己責任でお願い致します。

追加
使用して分かったこと、リチュームイオンバッテリーは低い温度での充電ができないようです。
バッテリーには温度センサーを置いていますが、車内温度2℃程度になると充電が制限されるようです。
そこで、車内でFFヒーター稼働時の熱が伝わるようににボックスの板を外しました。
これまでは、ボックスの中にリチュームイオンバッテリーを入れ、寒さ対策を行ったつもりでしたが逆効果でした。
これで暖房時に車内の空気を取り入れることができます。
全くの試行錯誤ですな。でもこれが楽しいのです私は。

  

監視モニターRENOGY BT-2
これはBluetooth(近距離電波)が発信あれ、iPad、スマホなどとペアリングすれば、バッテリーの充電状況
等がiPadなどから監視できる。(10メートル程度の距離であれば)
右写真、iPadからモニター
          

ソーラー、走行充電が人目でわかる。
サブバッテリー、メインバッテリーの電圧が表示される。
バッテリー室の温度もモニターできる