排水系凍結復旧
2012/2/2
1月末の強烈な寒波でシャワーバルブが凍結し交換修理しましたが、排水系統も凍結してしまいました。
原因はグレータンクの排水を行っていなかったために、強烈な寒さでグレータンクの水が凍結、シンクから
タンクに通じる排水パイプの水が行きどころがなくなり、凍結したようです。
まずはシンクを外し、パイプの中を見てみました。
中には完全に凍結した氷がパイプの中にビッシリ、取れる範囲を取りましたが水が流れません。
どうやら、タンクまで全長にわたって凍結しているようです。
助手席のボードを外します。
プラスチックのキャップをマイナスドライバーでこじって外します。
固定しているビスを外します。そうすると、簡単にボードが外れます。
シンクからのパイプが見えます。
この範囲の凍結した氷を取り除きます。でもその先はタンクへと繋がっておりますので無理。
熱湯をパイプに入れて氷を溶かす作戦であるが、思いのほか硬い氷に覆われており簡単にはいかないよう
である。
グレータンクの排水孔ですが、完全に氷に覆われています。ドライバーを入れてできるだけ取りましたがこれ
が限度。
右写真、左パイプがシンクから、右パイプがシャワー室から、大きなパイプはシャワー室の下部からからそれ
ぞれタンクに繋がっています。
シャワー室からのパイプの水は抜けているので凍結がない。
問題はシンクからのパイプ、やはり予想通りこちらも全面的に凍結しています。
パイプをタンクから抜き出し、氷を撤去します。
右写真、取り出した氷です。
できるだけの氷は取り除いたので、あとは手がつけられない中間部分の凍結した氷。
熱湯を入れ、時間を見計らって圧力(口で)をかけてみました。
少し空気がでているようです。氷が少し溶け始めた証拠です。
今日は気温も上昇しているようですからこのまま待機。
めでたく夕方開通しました。やれやれ
これまで4年間パイプが凍ることがなかったので油断していました。
冬が来る前にタンクの水を下し、排水パイプに水が溜まることのないよう注意しましょう。