平成の大修理
2017/11/30〜12/24
姫路城にあやかって、平成の大修理と銘打つことにしました
1×8材4枚、羽目板8枚×3
ツーバイフォー材、防腐剤ははこれまでのストックしていたものを使用
これだけ紫外線の影響を受けるのです
見方によっては重厚感がでますが
窓枠の下、ここは雨水が集まる場所、腐食、シロアリの活動がしやすい環境となる
窓枠の修復方法は被害を受けた部分を切断、新しいものと交換する
窓枠に三角の木枠を貼付け、水の浸入を防ぐ
大部分の柱が浮いた状態で全く機能していない
土台の上にはツーバイフォー材が2本並んでいるのだが1本は完全に消失、シロアリの食害にあった
外側の1本も表面は被害を受けていないように見えるが中はスカスカ、柱が浮いている
土台はこれ、全くシロアリの食害を受けていない、この上にツーバイフォー材を2本並べて置いているが
これが被害を受けている。
理由は分からないが材質の問題か?
大部分の柱を交換、及び補強
土台と柱を釘で固定
シロアリの食害にあい、骨粗しょう症状態のツーバイフォー材
ほとんど原型をとどめない
右写真、白い部分がシロアリが動いた通路
一応骨組みの改修が終了しました
柱には防腐剤を塗布
最後に新しい羽目板を貼ります
羽目板は凹凸の関係になっており、湿潤状態では膨張する余裕なく施工すると膨張によって反り返る
ので注意が必要である
点検口を設けました
簡単に開けられるので大きな被害を受ける前に確認できます
北側の軒先
軒先30pほどがシロアリ被害、この部分を新しいものと交換
ポリエチレン製のシートを張り付け雨水の浸入を防止することにしました
軒先に板を張ればほぼ終了になります
防腐剤を塗布して終了になります。
ツートンカラーでアクセントがあって中々よろしい